見出し画像

時間を味方につけて生きてみよう

 「時間」についてのエッセイを読んだ。そこには、最新の科学の知見も書かれていた。時間には方向性は存在しない。時間は過去から未来に流れる不可逆的なものではない。過去と未来は対象的で、実は過去も未来も全く変わらない可能性もある、といったことが書いてある。
 難しいことが書かれているようだけど、簡単なイメージでいうとこうなる。三次元を生きている人間には、時間は過去から未来にしか流れず、今を生きている私たちには未来は分からない。けれど、四次元や五次元なんかを生きている生き物がいるなら、彼らは俯瞰するような感じで未来だってお見通しのはずだというのである。

 おもしろいなぁと思う。だったら、ありのままの自分を認める。そして、自分のやりたいことは何なのか、やりたくないことは何なのかをハッキリさせて、それを現実世界にとことん落とし込む行動をするのがいいんだろうなぁと思う。
 どうしてかといと、例えば、がんばってなりたい自分を考えて行動したとする。その時に、やりたいこととやりたくないことがごちゃ混ぜの状態だとする。そうすると、結局また周りの価値観とか一般常識などから、やりたくないことまみれの選択をし続けてしまうだろう。なりたい自分になったとしても、やりたくないことをやっていて満たされない。つまり、過去と未来は対象的で、全く変わっていない。今の不満がある状態と同じ結果、未来になる。

 今をすっ飛ばすと、たいていまちがっている。簡単にいうと、そういうことなんだろうか。そんな教訓を、今回読んだ時間のエッセイから改めて学んだ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?