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年始にやった地域ボードゲーム会の記録

新型コロナウイルスでプライベートがどたばたしている間に、ボードゲーム会をしばらく記事にしていなくて、第何回やったかよくわからなくなりました。1月と2月だっけ? 過去にやった会の内容です。最低2回、書いてないですね。ま、いっか!

さて今回は、これまでに「いたばしカルタ」を作った村上さんが何度か来てくれていて、「いたばしカルタのカルタ以外の遊び方」の試しプレイをしました。その備忘録として書き残しておきます。

いたばしカルタの構造そのものは、普通のカルタと同じなので、ここで書いたことは、ほかのカルタでも実験できるはずです。ただ、いたばしカルタは絵札の裏面にも個別のうたが書いてあるコダワリ設計なので、絵札であそぶときは、裏面を隠す工夫など必要あり。


いたばしカルタ SHITTAKA

まず「知ったか」です。正体隠匿系の大人向けゲームです。

【準備】ゲーム開始前に、いたばしカルタの絵札の中で参加者全員が「知っている、話題にできる」ものだけ選んで、10~20枚程度残す。次にその山札からランダムに1枚選び、全員でその札を確認。ただし、1人だけ札を見れないよう工夫するので、絵札を知らない人が1人いる。
【ルール】3~5分程度でその絵札について話しあう。絵札を知らない人はまわりに合わせ「知ったか」することに。
【勝敗】時間切れになったら、誰が「知ったか」だったのかみんなで推理して1人だけ指名する。はずれなら「知ったか」の勝ちで他の全員が負け。当たれば「知ったか」の負け。ただし、知ったかがバレた場合でも、そのあとに、知ったかが、元の絵札を言い当てることができたら逆転勝利。

知ったかをあぶり出しつつも、何の話題か悟られないようにボンヤリとした感じで話し合うのを楽しむ会話ゲームです。テストプレイ1回で、かつルールを誤解している人がいたので検証不十分。でも最初の絵札の山づくりが上手くいけば、成立できそうでした。

いたばしカルタ DANGYO

「だんぎょう(段行)」です。小学生向けから遊べるスピード系。

【準備】まずランダムに1枚引いて場にふせます。次に人数にあわせて、カルタの枚数を均等に配ります。余りがあればゲームから除外してOK。
【勝敗】トランプの「スピード」のように、場に出せるカードをどんどん出していき、1秒でも早く手札をさばききった人が勝ち。
【ルール】カードを場に出すルールは、場の出ている一番上のカードのかな(五十音)と「段も行も違う札」だけ。つまり「ち」が出ているなら、【た行】または【い段】の札は出せない。
【段行】もし、札を間違えて出した人がいたら「段行!」と叫んで指摘できる。間違えた人は場のカードをすべて引き取らなければならない。指摘自体が間違いなら、指摘した人が引き取る。カードを引き取った人が、手札を整えたら、その人が好きな札を1枚出してゲームを再開する。

これは、脳トレ的で楽しかった。ただ、札をバシバシ置くことになるので、白熱するとカルタを痛めてしまいそうだな、というのがテストプレイでの気づき。プラスチック製とかならいいんですけどね。

いたばしカルタ BERBER

「ブラブラ」です。「ザ・マインド」というゲームとほぼ同じ内容。

【準備】3~4人で、五十音のカードを5枚ずつ配る。配る枚数を変えると難易度が変わるので、好きなように調整も。
【勝敗】参加者全員が協力してクリアを目指すゲーム。参加者は、手札を好きなタイミングで好きな枚数、いつでも場に出せる。ただし、場に出すカードにはルールがあるので、誰か1人でもカードを出せなくなると全員敗北。カードを出しきれば、全員が勝ち。
【ルール】場に重なっていく山札は、五十音順で正しい順番に重なっていかなければいけない。しかも、参加者同士は自分の手札を見せあったり、教えたりすることはできない。ジェスチャー禁止、会話も許されず、可能なのは「イ」「タ」「バ」「シ」という音を発することだけ。

もとゲームにした「ザ・マインド」では完全無言なので、「イタバシ」と発音してOKな分、難易度は下がっているはずです。「イタバシ」をゆっくり発音して枚数をカウントするような暗黙が生まれやすいと思われるけど、逆に言葉を頼りすぎるせいかな、意外とうまくいかなかったり。みんなが、「イタバシ」だけで意思疎通しようとする姿が笑えるので、ザ・マインドよりもパーティーっぽい気軽さがあります。


テストプレイ後はいつもの地域ボードゲームも

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テストプレイのあとは、「外道バシッ!下頭橋」もプレイ。接戦となり、とても盛り上がりました。このゲーム、元ゲームの「チャオチャオ」より少しだけ複雑化してしまっていますが、後半ゴール者の得点がかなり高くなるので、ゴールが遅れている人でも逆転性が高く、緊張感が最後まで続きました。

感染症の関連で、しばらくゲーム会はできそうにないかもですが、ほそぼそ活動は続けていこうと思います!






板橋区内に、レーザーカッターや3Dプリンターを使って何かを作ったり届けたりしています。また、そうした道具を使える人を増やしたいという思いで、講座などもちょいちょい開催しています。サポートいただけた場合は、こうした機材費や会場費などに利用させていただきます。