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こつこつ絵づくりしています【挑戦物語】

ゲームマーケット2022秋の出展に向けて、新作ゲームのイラストを少しずつ作っています。いたばしの地域ボードゲーム会です。

イラストは、お金を払ってプロに頼む方が絶対いいと思うし、それはわかっているんですけど。楽しいからやりたいって面もあったり。とりあえず、こつこつ時間を作って続けてみます。


ゲームのロゴタイプ

まず、いち早くほしいのは、ロゴです。新作「住みたくないまちMATCH」のロゴをつくりました。

Inkscapeを使って制作します。ペンツールで骨格となる線を描いたら、ストロークを太くしてから「ストロークをパスに変換」。

必要に応じて、パスエフェクトから「パスのオフセット」を繰り返し、いっそう太くしたり、フチ取りなどを追加します。にぎやかで、線が太い文字にしようとおもって、最初に作ったのがこちら。

配色がひどいぜ……頑張ったんですが、ダメです。

本当のデザイナーさんならば、いろんな考え方と理由でイイ感じの配色にするのかもしれませんが、自分は全然、そこの技術がわかっていない。

そこで、「Color Hunt」という、さまざまな配色をユーザーが投稿&イイネ!で提案するサイトでイメージに合う配色を拾い、再調整しました。

だいぶ良くなりました。たぶん、4色の面積に応じた配分が本来なんだと思います。それとは逆の配分だけど青系をベースに、赤系をアクセントにして仕上げました。

文字の中の模様は、「オブジェクトをパターンに」という機能でパターンを登録し、塗りの選択を「パターン」にして作ります。

そんなこんなで完成形。おそらく背景の青緑と文字中の黄は、パソコンではきれいに表示されても印刷ではその感じに出ないと思うので、もう少し他のデザインもそろったら全体で色を微調整します。

タイトルロゴの中には、ゲームトークンで使う予定のウンコとナイフが入っています。どこにあるかわかりますか?


カードのデザイン

次に「住みたいまち」のワースト6区に選ばれた、板橋区、葛飾区、大田区、豊島区、足立区、荒川区のカードデザインへ。
ゲーム中は七並べのルールでカードを使うので、最初にセットする中央値(4番)は別デザインとします。なので、1・2・3・5・6・7の数字を各区に割り当てます。

ウェブサイトで見つけた各地の写真やグーグルアースの映像を参考に、鉛筆で各区の名所的なポイントを下絵にしていきます。

下絵ができたら、無料のベクターソフトInkscapeを使ってイラストを作っていきます。

平面的に描いた絵をシアー効果で傾けるなどをして、できるだけ無駄がなく簡単に線を描くよう工夫します。色数は抑えて、後から一括変換できるようグルーピングにも気を使います。

まだ2枚しか描けていないし、それぞれ未完成ですが、今後もコツコツ描いて増やしていく予定です。


板橋区内に、レーザーカッターや3Dプリンターを使って何かを作ったり届けたりしています。また、そうした道具を使える人を増やしたいという思いで、講座などもちょいちょい開催しています。サポートいただけた場合は、こうした機材費や会場費などに利用させていただきます。