スーツをやめてみたら。
男のクセに格好ばかり気にするな、という考え方はつまらない。
男性もファッションにもっと興味を持って、おしゃれを楽しむようになればいいのになぁと、よく思います。
メンズの服は、レディースとくらべて形がある程度決まっているので、長く着ることができます。だからベーシックなアイテムを少しずつ持っていれば、きちんとした格好はできるはず。周りを見回してみると、そう理屈通りにはいかないみたいですが。
日本の男性のオシャレに対する感度が低い原因のひとつに、スーツを着て仕事に行くことがあると、ぼくは考えています。
以前勤めていた会社はスーツを着用が義務になっていました。そこで、休日に集まってテニスをする機会があったのですが、男性陣の私服がまあダサい。一人の男性上司はベージュのチノパンに、濃いグリーンのポロシャツをあわせていて、ぼんやりした印象のスタイルだっと思います。サイズもなんだか大きいし。
その方はスーツを着ているときは、ビシっと決まっているのですが、どうやらスーツ、シャツ、ネクタイは奥様の見立てだったみたいです。たぶん自分で服を選んで買う機会も少なく、勝ったとしても特に興味もない人だったのだと思います。
こういう方、けっこういるんじゃないでしょうか。
仕事以外の人間関係がとぼしく、趣味もなくて、休日は家で、って人だとますますひどいことになりそうです。
だから、いっそのこと、企業ぜんぶが自由な服装で働くことを認めたら、服に興味がない男性だって、自分で選んで、興味が湧いてくると思います。
そうなったら、街中や電車の中が華やかになって楽しくなるかもしれませんよね。
おわります。
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