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【日記22】炙り焼きソーセージおにぎり〜父の故郷の松山

11.27 MON(15℃/7℃)

今日は炙り焼きソーセージおにぎりと500mlの炭酸水を買った。
会社の近くのセブンイレブンの朝の店員さんがとても良いのだ。好青年。彼から朝ごはんを買うのが好きなので、コンビニのものは高いなと思いつつも行ってしまう。
お昼は土曜日に作ったカレー。お昼休みに会社をインドっぽい匂いで満たした。

第5回毎月短歌に人間選者として参加させていただくことになった。
毎月短歌とは、「人間選者とAI選者がおすすめの短歌を選ぶ投稿企画」で、深水英一郎さんが主催されている短歌会だ。
これまで見てはいたけれど参加できていなかった毎月短歌に突如選者として参加することになり、めちゃくちゃ嬉しかった。
今回のテーマは「食」で、12月3日が締め切り。

日曜日までなので、是非出してみてください。

11.28 TUE(22℃/8℃)

次回の翌日歌会のテーマである職業詠をこのところずっと考えていたけれど全然出てこなくて、これまで経験した仕事を書き出したら、割と多かった。
大学を卒業してからもう13年経つけれど、そのうち正社員だったのは約4年。今の会社の2年7ヶ月(バイト期間は含めず)が最長。
この2年7ヶ月のおかげでなんとか人生や生活が落ち着いて、生まれて初めて「車が欲しいな」などと考えられるようになった。
いつまたふらつくか分からない。もともとふらふらなんだ僕は。
でも、今こうして短歌に取り組めているのは、「車買いたいな」なんて思わせてくれる今の仕事のおかげでもあると思うから、短歌を続けるためだけにでも今の仕事を続ける価値があると持っている。
ちなみに職業詠はなんとかひねり出した!

絡まったLAN配線を解いたり、タタリ神みたいになったLAN配線に飲み込まれて取り出せないルーターの取り替えなどを行うことがよくある。
いろんなお店や会社で働いてきたけど、どこも配線を解せる人を欲している気がする。
お店なんか特に長年営業していると、機器を設置した当時の人間がいなくて、もはやなんのためにあるのかすら分からないし、そもそもネットの契約もどうなってるのか誰も知らない、みたいなことはままある。
急に歴史が途絶えるのだ。
まるで『ペイル・コクーン』みたいだと思った。吉浦康裕監督の名作アニメーション。
過去の契約書をあさって方々に電話をかけて失われた事実をかき集めていた今日は、さながら記録発掘局だなと自分で思った。

11.29 WED(17℃/6℃)

またしても深水英一郎さんにお世話になりました。
恋愛短歌同好会の会報「ショートケーキソング」第五十三号でゲスト選者をさせていただいたことから、大ボリュームの新刊書籍『短歌の秋』に、その時の僕の選と評を載せていただきました。
執筆陣も特集もものすごくて、短歌の今が丸々わかること間違いなしの一冊です。
是非ともお買い求めくださいませ。

そして夜は友達とご飯を食べに行った。
1軒目の焼きとん屋はめちゃくちゃ美味しかったけど分煙ではなかったので、後ろ髪引かれつつ2軒目へ。
ちなみに友達は飲まない。飲まない人を連れて2軒目の居酒屋へ行ったのは初めてかもしれない。
四国一周した時の旅の思い出など、会って話すとわくわくを思い出す貴重な友である。

11.30 THU(16℃/8℃)

またしてもトーストジャンキー炸裂。
閉店間際で安くなっていた牛肉を買ってきて、焼いて挟んで食べた。立ち食い。美味い。やっぱ美味いわ、言うことねえわ、、

Spotifyが2023年の振り返りをしてくれた。
僕が今年いちばんよく聴いたのはAimerの「カタオモイ」だった。
確かによく聴いていた。いい曲だから。
いちばん聴いたアーティストはLucky Kilimanjaroで、こちらも確かに聴きまくっていた。
「カタオモイ」は文フリ京都のために前泊した夜、天下一品を食べた後に京都駅の周辺をぶらぶら歩きながら聴いていた。ついでに普通の声量で歌ってもいたので、いい感じに不審者だったと思うけど、いい思い出。

12.1 FRI(12℃/6℃)

全てのラーメン屋がそうではないし、ラーメン屋で働く人が全員そうではないとわかっている。
でも、でもなぜ、僕はラーメン屋に行くと、立場が上と思われる店員さんが立場が下と思われる店員さんをめちゃくちゃ怒っているところによく出くわしてしまうんだろう。
間違えたことを注意するのはわかる。忙しい中、苛立つのも分かる。でも、なぜ「言ったよなぁ!!」とか「なんでできねんだよてめえ!」などの強い言葉が必要なのか。そんな風に怒る権利がなぜその人にあるのか。
「これ違ってるよ」「これはこうじゃない?」「こうしたら?」とか言えばいいのに。先輩ならなおさら、と思う。
でもラーメンは美味しかった。
その怒られていた人が作ったラーメン、美味しかった。一緒に行った奥さんも、ラーメンは美味しかったし、怒られていた店員さんはとても盛り付けの仕方が丁寧で綺麗だったし美味しかったよね、と言っていた。

ラーメン屋のことがあまりにも心に引っかかりすぎて先に書いたけど、実はその前に本屋に寄ってくどうれいんさん×東直子さんの『水歌通信』を買っていた。
すぐにでも読みたい衝動に駆られて歩きながらとか電車の中でとか読んでいたが、冒頭からすごく良くてヤバかった。
でもラーメンを食べたあと、奥さんと2軒目、3軒目と飲み歩いて楽しかったので、まだそれほど読めていない。その代わり週末の楽しみができた。

12.2 SAT(13℃/5℃)

朝のゴミ捨て以外に外に出なかった。
一日ずっと短歌をやっていて、勢いで塔の月詠の清書までできてしまった。
若葉集ラスト月詠。
珍しくお酒を一滴も飲まなかった日。

12.3 SUN(16℃/4℃)

カクヤスで炭酸水を箱で注文。いつも買っているのより安いものを発見したので、今回はそれを頼んだ。夜に目が覚めてしまった時、脂っこいものを食べた時、炭酸水はすごく助かるのだ。

最近、ずっと文語文法の勉強をしている。今野寿美さんの『短歌のための文語文法入門』(角川学芸出版)をいつも鞄に入れて出かけている。
学生時代の参考書のように、隙あらば(仕事の休み時間も)開いているといった感じで、買ったばかりなのに地味に傷んできてしまった。
この12月で、短歌を始めて3年ということになる。
今年はクロ現、NHKスペシャルでも取材をしていただいたし、京都や島根にも行かせてもらった。短歌の活動ではない旅だと、伊勢、勝浦と楽しむことができた。一緒に行ってくれた奥さんにもありがとうの気持ち。
来年は文フリに出るため香川を目指す。少し長い休みを取って、父の故郷の松山にも行ってみようか。

今週のアルバム

ある日の朝ごはん
黒ラベルってなんでこんなに美味いのか!星になる!
このメンチがですね、ひき肉じゃなくて、わざわざ肉を細かくしてやってるっぽいんですよ
元気玉みたいなものです
歩きながら読んだ
ハートランドを頼んだら、「瓶ふたつ」と店員さん。このお店では瓶ビールのくくりでした。
豚骨醤油美味しい。でも、先輩店員は後輩店員に優しくしろ!
玉子焼きサンド。立ち食い
ペペたま作るときは最後にめんつゆをちょっとだけ足すとよい

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