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中学時代の運動記録と『スラムダンク』~「体育会系」サラリーマンを考える~

1.中学時代は水泳部・・・今もボチボチやってます。

 スポーツの秋ですね。暑さも和らぎ、過ごしやすい日が続いていると思います。2022年9月4日(日)東京辰巳国際水泳競技場で行われた都民生涯スポーツ大会に参加。男子25Mバタフライでタイムは18秒57。入賞したものの、30年前より3秒以上タイムが落ちているので歯がゆい気持ち・・・。でも水泳は健康に良いので、健康維持目的で続けたいと思います。

図①:男子25Mバタフライ競技結果

2.部活動の経験は社会に出ても役に立つの?

 就職前線では「体育会系が優遇」されたりと、中には「部活動のチームワークの経験が社会に出ても役に立つ」とも聞きます。でも水泳は個人競技。「部活動の経験のどのような点が役に立ったか」を自分なりに振り返ってみました。

 第1に、部活引退後の「受験勉強の粘り強さがついた」と思います。小学校高学年から週に4回、1日5,000~6,000メートルの練習メニューという「詰め込み教育」をされたから、高校受験以降でも胆力がついたのかなぁと振り返っています。

 第2に、「自分の思い通りに行かず、”壁”にぶつかった時の対処方法」を考えるようになりました。中学1年生まで「平泳ぎ」のリレーメンバーでしたが、中学2年生の時、新入生で自分より速い平泳ぎの選手が入部したので、「バタフライ」に変更させられました。・・・野球やサッカー等の団体競技では選手枠に入れなかった時の対処方法を学んだ皆さんも多いのでは?水泳は個人競技なので団体競技ほどでは無いですが、やはり「選手枠争いで敗れた経験」って今後の人生の糧になっていると思います。

 ところで「部活動経験のどのような点が役に立ったか」を考えた時、バスケットボールを題材にした人気漫画『スラムダンク』で「誰がサラリーマンで大成しそうか」を連想。勝手に考察(ってほどでもないですが)してみました。あと2022年12月3日の映画化も楽しみですよね!
 以下、『スラムダンク』の「なんちゃって考察」をしてみました。

3.『スラムダンク』で誰がサラリーマンで大成しそうか?

 社会人経験20年経験していると、中学時代とは違った視点でストーリーを楽しめます。当時は「三井寿」に惹かれてました。同じクラスには「宮城リョータ」ファンも多かったです。でも彼らは「湘北高校の問題児軍団」。サラリーマン視点で見ると、ちょっと苦労しそうですよね・・・。

図②:『スラムダンク新装再編版』第7巻31ページより。

 サラリーマン視点で一番気になるのが「神宗一郎」。後輩の面倒見の良さもありますが、強豪校「海南に天才はいない」を象徴する人物で、サラリーマンで大成する要素が沢山つまっています。海南の監督から「センターはとうていムリだ」と言われて、静かに闘志に火がつくシーンが印象的です。

図③:『スラムダンク新装再編版』第9巻96ページより。

 いちおう、各校の大黒柱にも触れておきます。「赤木剛憲」と「牧紳一」です。二人ともチームの大黒柱で「理想の上司像」とも考えますが、ちょっとサラリーマンの下積み時代が想像できない・・・。この点、「神宗一郎」は先輩からも可愛がられるタイプである点、高評価です。

図④:『スラムダンク新装再編版』第8巻41ページより。

4.ぶっちゃけ「体育会系」を”誇る”人は苦手・・・

 以上、中学時代の水泳部経験と『スラムダンク』を題材に「体育会系」について書いてきました。私の個人的な感想になりますが、体育会系で”一生懸命”な人は尊敬出来ますが、反面、体育会系を”誇る”人は苦手です。

 「体育会系」の仕事を経理部門の仕事に置き換えますと、組織的に会社の経理情報を集め、決算発表用に経営陣(CFO)に報告する。その過程で「体育会系」の要素は含まれますし、人によって学生時代の部活動経験も活きていると思います。
 もっと言うと、工場経理はかなりの体育会系。優しい手解きとは程遠く「やっとけ、オラぁ!!!」の世界。現場に行くと職人肌で無口な人が多く、彼らから情報を引き出さなければならない。情報が集まらなくても、工場長や経営陣から報告が求められる。煽りに煽られ、・・・でも計算間違いは許されない。他部門の打ち合わせでも、お金に絡むと全て経理の役責にされる罠があり、部門間の対立に勃発する場合も・・・。泥臭いですよね。他方、「やっとけ、オラぁ!」の言葉の傍ら、先輩は後輩を見守り、他部門からの理不尽な要求には自ら盾となって戦う。まさにチームワークです。しかも自分たちは会社の金庫番。時には工場長達とも対立し、この先輩たちの姿を見て、後輩たちは感性を磨いていくものだと考えています。このように「体育会」には人材育成の側面もあるかもしれません。・・・でも全員に強要するのはNGです。

 経理以外の部門でも「体育会系」の要素は含まれていると思います。この過酷な環境の中、生き延びてきたサラリーマンはとても能力が高いと思います。でも体育会系である組織で働く自分はスゴイ!と鼻にかけ、部下や後輩たち誰にでも「体育会系」を強要するのはダメだと感じています。例え、工場経理でも、今後は配慮が必要ということです。
 誤解を恐れずに言うと、極論、体育会系とは「1を伝えて10を知ってもらう」ことだと思います。その手段にシゴキや根性を使う。自身が仕事を教えるのが苦手なことを隠すのにも、体育会系は「都合のいい隠れ蓑」ではないでしょうか。自身の組織が「体育会系」であることを誇る前に、まずは「組織自体の引き継ぎ体制を見直す」等やることは沢山あるという事です。自身の引き継ぎ体制を見直さず「体育会系」を”誇り”強要する人は、会社にとっても残念な人だと考えています。

 以上、如何だったでしょうか?読者の皆さんも「体育会系」に対して、いろいろ思うところもあるのでは・・・。また、2022年12月3日の映画化の『スラムダンク』も待ち遠しいです。正式タイトルは『THE FIRST SLAM DUNK』だそうです。

5.おまけ:2021年買った”エアージョーダン35”の今

 ところで、2021年12月10日に次のつぶやきをしました。

 写真をご覧頂ければ分かりますが、シューズのサイズは28㎝。身長177㎝の私にも少し大きめのサイズ。中学生の息子に”エアージョーダン35”を強請られないはずでした。
 しかし息子の成長が、思いのほか早く、中学在学中に180㎝越えの可能性が・・・。バッシュを強請られる危険が出てきました。親として息子の成長を喜ぶべきですが、このバッシュにも愛着があるので悩ましいです。もし強請られたら、別のエアージョーダンを買ってあげようか・・・。

<以上となります。最後まで読んで頂き、ありがとうございました。>


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