叙情詩「絶交」
突き刺す刃
あなたとは
仲良くやっていけると思ってた
なぜ私を嫌うの
いくら自分の奥底を探しても
わからない
心当たりがまったくない
素直に理由を尋ねたところで
あなたはトゲトゲがついた盾で
私をブロックするでしょうね
あなたの敵意
どんどん削られていく私の心
あなたは疲弊する私を見て
さぞやご満悦なんでしょうね
察して
あなたはそれしか言わない
ハッキリ言ってよ
何がキッカケでそうなったのよ
私があなたにできること
白シャツ着て頭を下げればいいの
泣いて謝ればいいの
許されるまで謹慎すればいいの
それであなたは笑顔になれるの
あなたが永遠に許してくれないのなら
私はもう後ずさりするしかない
何食わぬ顔で少しずつ下がって
見えなくなったところで
走って逃げるの
三十六計逃げるに如かずってやつ
昔の人の知恵ね
あなたの心が癒えるには
私がこうするしかないのでしょうね
あーあ
仲良くなりたかったな
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