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変化に適応して、進む道を自らで切り開いていけるために。興味のある食の分野を学ぶということ。

2年間やってきた「フードロスの学校」から、「foodskole(フードスコーレ)」とリニューアルして2ヶ月が経った。早い!早すぎる!体感でまだ3週間くらいしか経っていない気がするのに。外出を自粛してから、1日の過ぎる時間が妙に早い気がしているんだけど、なんで?俺だけ?

で、この2ヶ月なにをフードスコーレでやってきたかというと、主にYouTube配信。フードスコーレの専用チャンネルをつくって、ライブ配信をやってきた。YouTubeチャンネルはこちら。よかったら覗いていただき、ぜひチャンネル登録ください。

この配信がもう未知との遭遇すぎて、どういう配信内容がよく観てもらえるのかとか、出演者の話し方とか、あれやこれや、いまだにわからないことだらけ。まず配信するための設定からわからなかったから、そういうことに超くわしい、ライターで自分と同じ東京農業大学講師の地主さん(地主恵亮・じぬしけいすけ)をフードスコーレの「放送部」に任命しお任せした。

これがマジで助かった。おかげさまでスタートからいいペースでライブ配信できている。ありがとう地主さん。これからも放送部よろしくです。

ちなみに地主さんはいつもオレンジのTシャツを着て、イギリスのガーディアン紙で「世界で最も気持ち悪い男」として取り上げられて、「妄想彼女」というタイトルの本を出す「ひとりデートマスター」である。ある日テレビを観ていて、「アウト×デラックス」に地主さんが登場したときの、「あ、地主さんってアウトな人なんだ」という驚きはいまも忘れない。

これまでは、「井戸端会議」と称して、ゲストに登場いただいてテーマに沿った食のあれこれを話したり。フードロスや流域学の特別講義を配信してきた。こんな時期だから限定的な活動にはなっていたけど、食に関わる分野の広さや深さを改めて感じたし、また食に興味のある人たちがこんなにいるんだ!という驚きを持てたのは大きい。

環境、生産、料理、健康、経済、歴史、文化、遊びなど、タテにもヨコにもナナメにも、「食」っていろんなことに関係している。だから食は魅力的でもあり、ややこしくもあるんだけど。複雑な食のシステムは、言葉や数字として情報化され、部分的には理解できる。だけど全体的な理解はしづらい。全体像がどうなっているのか本当のところがわからないままだ。フードロスなどの環境問題に対して行動が起こせなかったりするのは、そういった理由もあるからだろうと思う。

どうしたらいいのかわからないことは山ほどあって。だから学び続ける。学んで得たことと、もともと知っていた情報が頭の中で合わさって、自分の責任でアウトプットされる。外に出力された考えは、たとえ小さくても必ず身のまわりで変化は起きる。どういう出力をするかを自分で決める。これこそが、この先必要になってくる食への向き合い方だ。

社会のスピードが速くなり、この先に何が起こるのかが、わかりづらくなってきている。変化に適応して、進む道を自らで切り開いていけるために、フードスコーレの中で、まずは自分の興味のある食の分野から学ぶことを始めてみてほしいです。

もうすこしで、フードスコーレで学べる「クラス」(フードスコーレでは講義をクラスと呼ぶことにするつもり)をご案内できるので、おたのしみに!

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