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【共同執筆】雑学連想ゲーム#15
前回はこちら。
涼:
けつけつって言葉を初めて学んだけど生涯忘れないことをここに誓っとくわ。
まぁこのワードが出たらあの雑学を披露するしかねぇよな。
『ケツ』ってお尻のことじゃというのは周知の事実、いや羞恥の事実じゃと思うんじゃけど何で『ケツ』って名付けられたか知っとる?
めっちゃ安直なんじゃけど、「穴」の音読みのケツから来とるんよ。墓穴とか虎穴とかで使う読み方じゃな。
要するに、『ケツ』っていうと【お尻の穴】を指す言葉になるけん、やや卑俗な表現とされるんよ。
ちなみに「孑」この漢字はケツに入れるとなかなか抜けそうにないけん気を付けてな。
八重:
羞恥の事実…。
下ネタで上手いこというのは俺らのお得意のやり口じゃけど、ここでも出てきてしもうたな。
ケツに入れたらなかなか抜けそうにない漢字で言えば
「亅」
これも鉤針っぽくてキチィよな。そういえばこの漢字、音読みが「ケツ」じゃったわ。意味は『鉤』…つりばりのような先の曲がった棒状の形を表したもの、って。いやそのまんますぎじゃろ。
ごめんな、連想ゲームなのに拡げられてねぇな(ケツだけに?)??
鉤→鍵にしようか。
最近は防犯の観点から、ギザギザした形状の鍵じゃなくて複数の窪みがある形状の鍵が増えてきたよな。あれってディンプルキー(dimple:えくぼ)っていうんよ。あと、昔から窓を閉めるための鍵はクレセント錠(cresent:三日月)なんよな。英語が比喩の文化っていうのがよく分かるな。
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涼:
鍵も多様化してきとるよな。最近なんか普通のマンションでもカードキーのところとかもあって防犯もしっかりしとるわ。商売上がったりじゃで。
ディンプルと言えば鍵だけじゃなく、ゴルフボールとか軟式野球のボールなんかにある凹みのこともディンプルって言うな。
なんであんなに表面になっとるかというと『マグヌス効果』を発生させるためなんよ。
マグヌス効果っていうのは、回転しながら進む物体にその進行方向に対して揚力が働く現象のことなんじゃけど、詳しくはググってもらったほうが早ぇかな。
飛行機が飛ぶ原理の一つにもマグヌス効果が応用されとるらしいな。
八重:
確かゴルフボールをツルツルにしたら全然飛ばんらしいな。
ゴルフをやったことねえけん分からんけど、接待する時に自分のボールをツルツルのやつにして、わざと勝たせるっていうせこい技が使えそうじゃ。
回転…で思い浮かんだのがジャイロセンサーじゃったけん、ちょっとその話させてや。
今普通に持っとるスマホじゃけど、今や標準機能として『ジャイロセンサー』っていうのが搭載されとる。スマホが今地面に対してどのくらい傾いとるかっていうのを検知できるしくみじゃで。iPhoneって、背中を上に向けとる時は着信音大きめで、ひっくり返すと音が小さくなったりするけど、あれもこの小さいセンサーのおかげらしいわ。
ちなみに、回転を利用するゲームと言えば…随分昔にコロコロカービィっていう超絶オモシロゲームが発売されとったでな。あれもジャイロセンサーかなと思って調べてみたら、加速度センサーなんじゃな。Wiiリモコンの技術の礎になったものが、既にゲームボーイカラーで実用化されとったっていうのは胸が熱くなる話じゃわ。
続く
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