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【雑学】雷を呼ぶ魚・魚を呼ぶ雷

どうもこんにちは。
水島ひらいちの八重です。

先日ふと、
「そういえば、雷が鳴ったらいっぱい捕れる魚がいたよな」
と考えたのですが、それが何の魚だったかを失念してしまったため調べてみました。するとどうやら色々な魚が該当していたようで、今日はそれをざっとまとめてみます。

ブリ

そうでしたそうでした。
私が求めていた情報はこちらです。
北陸の地域(石川県あたり)では冬の始まりの寒ブリ漁の際、急な寒気による雷がよく発生するんだと。ということで、この時期の雷を「鰤起こし」と呼ぶそうです。

ハタハタ

秋田県では、ハタハタのことを「カミナリウオ」と呼ぶようです。
理由は先述した通りで、所変われば品変わるということでしょう。そういえばハタハタは漢字で書くと。この旁となる『神』は、雷から来ているんだろうなと思ったんですがビンゴでした。しかもどうやら鱩(ハタハタ)という漢字も存在するみたいです。
ブリは季語で文化的に攻める一方で、ハタハタは漢字や名称ごとイメージさせてやろうという既成事実を作っている感が満載で泥臭さがありますね。

ライギョ

そういえば、ライギョというのも雷魚と書くので何か関連があるのでしょう。調べてみたところ、こういった質問がありました。

出典がまさかのYahoo!知恵袋ですみません。笑
ライギョはタイワンドジョウ科の淡水魚全般を指す言葉らしく、悪天候時に行動する魚のようです。そんな行動がゆえに雷を呼ぶ魚、ということからライギョという名前が付けられた…というのが一説にあるみたいです。
「雷が鳴っても咥えた獲物を離さない魚」という説もあるようですが…それはスッポンに任せたほうがいいのでは?笑

ちなみに私の好きなウェブサイトのデイリーポータルZでは、実際にスッポンに噛ませた人が記事を書いています。おーこわ。

おわりに

北陸と東北で呼び方が違うということであれば、北海道や太平洋側の地域でも同様に冬の魚を「カミナリウオ」のような名前で呼んでいるケースもあるのでは?と思ってしまいます。
また、ブリが「魚を呼ぶ雷」という言葉を生んでいるのに対し、ハタハタは「雷を呼ぶ魚」と主張するのも絶妙な対比です。ライギョもまぁ…雷を結果的に呼んでいるのでしょう。笑


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