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水島さんの交換日記#61「生と死を実感したキャンプ」

こんにちは、水島ひらいちの八重です。

これは俺も覚えてねぇ…というか、もしかしたら俺のおらんところの話じゃねんかな?笑
その公園については結構思い入れがあるところじゃけん、そんなエピソードだったらぜってぇに覚えとるはず。今はもう公園は勿論、浜辺ですら花火ができんもんな。あの頃はええ時代じゃったで。

行楽エピソード

俺はどっちかというと街に出かけるより自然の多い場所に遊びに行く方が好きじゃけん、行楽は縁が多いと思う。
その中でも特に印象の深かった思い出を語らせていただこうかな。

<生と死を実感したキャンプ>

そもそも俺が行楽好きなのは家族の影響を十分に受けとって、小学校の夏休みには毎年高知県の四万十川にキャンプに行っとった。

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今でこそキャンプの施設なんかはしっかりあるんじゃと思うけど、俺が小学校(20年前くらいかな)の時分なんかはそんな設備もねぇし、川沿いの石がゴロゴロしとるスペースにテントを張って、それだけで1泊するっていうかなりガチめなキャンプじゃった。
当然電波も入らん環境じゃし、そもそも通信機器なんて持ってねかったけんたまにゲームボーイで遊ぶくれぇで、一日の大半を川で泳いで過ごすみてえなキャンプだったんよ。その甲斐あってか、小学校の頃はスイミングを習っとる同級生と肩を並べて水泳大会に出場するっていう功績も成し遂げることができたんじゃけどな。

そんで、ある年のキャンプのこと。
珍しくそのときは別の家族が近くで同じようにキャンプをしとって、仲良くなるまではいかんけど一緒に泳いだりスイカを分け合ったりしとった。
その家族はカヤックみてぇなのを持ってきとって、5~6歳くれぇの男の子がパパと一緒にカヤックで川遊びしとったんよ。

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川じゃけん沖とか岸とかはねぇんじゃけど、かなり対岸の方でカヤックに乗っとったその子が急に泣き始めた。どうやらサンダルが川に流されたらしい。

その時俺は結構四万十川の急流にも対応できる泳ぎのスキルがあったんじゃろうな、ジャバジャバ泳いでものの1分でそのサンダルを捕まえて渡してあげることができた。

その子が喜んで感謝してくれたことは今でもでえれぇ印象的じゃ。

そんで、父さんと母さんにもちょっと怒られたけど(急流じゃけん勝手にスイスイ泳ぐのは危険)、それでも褒めてくれたけん調子に乗ってその後もずっと川におったんよ。
そしたら、人生で初めて訪れた。

足が攣るという経験。

そりゃあ1日に3時間も4時間も泳ぎょったら足も攣るで。
その時運が悪く川の一番深ぇところにおって、俺が手を振って助けを求めとんのに対して父さんも「手を振っとるぞ」みたいに呑気に手を振り返しとる始末。さすがに苦しそうな表情をしとったのを察知して助けに来てくれたけど、あと5秒判断が遅かったら大量に水を飲んで危うかったかもしれん。
さっきまでヒーローだったのに一転して助けを求める側に立ってしまうっていう、貴重な経験じゃったわ。

大自然で過ごすっていうのは楽しい反面、自然の恐怖っていうのが実感したエピソードじゃったで。

<次回のお題>

エピソードリクエスト回:「ようすけ」の話して!

次はもう完全な俺のリクエスト。笑
俺らの知っとる「よ

うすけ」(2人くらいしか記憶にねぇけど)にまつわるエピソードが聞きてぇな。もちろんこの「ようすけ」のエピソードに関しては俺らで語り尽くしたはずじゃけん、新しい情報はいらんのんじゃけど。
もちろん、俺の知らん「ようすけ」の話でも嬉しいで!

\こっちも見られーよー/


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