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Search Treasure QRを終えて〜後編〜

平井貴大です。
山口大学医学部医学科3年生で、株式会社Lognite代表取締役並びに株式会社UBE COL代表取締役を務めています。

医療や地域経済・振興、若者や学生などをテーマに情報発信するのを目的にnoteでの投稿を続けています。

ここでの投稿活動をきっかけに、思いを共有できる皆様と事業や活動をともにできるようになりましたら幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。

アンケート結果

13日の投稿の続きです。イベント参加者の皆様にアンケートに回答いただき、その集計結果がまとまりました。

23組から回答をいただきました。イベント内容そのものには一定の評価をいただけたものの、QRコードを読み取るアプリについては改善を求めるご意見を寄せていただきました。

またこの場をお借りして感謝申し上げたいのは、自由記述欄に22組の皆様から回答をいただいたことです。アプリの改善を求めながら、来年度以降の継続開催に期待の声をいただきました。至らぬ部分が多かった企画でしたが、応援いただけることに関わったメンバー一同感動しました。有難うございました。

さらにQRコードを読み込んでいただいた後、表示される山口県や宇部市に関するクイズを通じて、地域のことを知るきっかけになったと評価いただけました。まだまだ微力ではあるものの、貢献できたことについて、関わったメンバーには自信に感じてほしいと思います。

なお宇部日報様にも取材いただきました。お礼申し上げます。


開催に至るまで

「ときわ公園にぎわい創出事業」に応募したのは、ことし3月のこと。約5ヶ月を振り返ります。

このSearch Treasure QRは、「宝探しをテーマとした公園全域の散策を通じて、ときわ公園の自然豊かな景観と魅力を再発見してもらう」をテーマに掲げました。

採択いただいたのち、学生団体に加入してくれた留学生をプロジェクトリーダーに就任し、企画は本格的に始動しました。

チームマネジメントの難しさ

STQプロジェクトチームは、企画運営を担うリーダーに留学生、予算・進捗管理に医学生、アプリ開発等に工学部生など、コアメンバー5人体制で臨みました。

最も課題に感じたのは、チームマネジメントの難しさです。企画を進める中で、より良いものにするために新たな要素を盛り込みました。アプリ開発に関する工夫や協賛企業の獲得などです。イベントそのものを満足度が高いものにしたいという思いが先走り、全体の業務量が知らず知らずのうちに増加しました。その結果、実行部隊と管理部隊の間で齟齬が生まれ、コミュニケーションがストレスになった時期もありました。

コアメンバーが集まって宇部市にあるフランチャイズのカフェで話し合いを実施したこともありました。話し合いの前には、メンバーから「やる気があるのはいいことだから、『それ以上やるな』とは言えない」などと相談があったからです。「1人のやる気が先行しすぎると、ほかのメンバーがついて来れなくなる」と伝えつつ、こういった事態になる前に、代表としてなにかすべきことはなかったのか。イベントが終わった今でもまだ答えは出ていません。

また進捗管理にも課題がありました。イベント実施日を当初の案から変更しましたが、これが自治体にしっかりと伝わっておらず、混乱が生じました。一般論として語ることはできませんが、私自身、社会人を経験する前は、いま以上にスケジュール管理に意識が低く、苦手でした。メンバーと今後に向けて改善を確認しました。

全体として

学生団体Ube col.は、地域貢献をテーマに、宇部市や山口県内の大学生が、将来を見据えながら、いま自分がやりたいこと、やるべきことに取り組むことができるような場になることを目指しています。

今回、僅かながら、参加者の皆様に地域のことを知っていただくきっかけになったことに、メンバーは感謝と自信を感じています。これも暑い中、参加してくださり、さらにアンケートに回答いただいた皆様のおかげです。

また企画・運営に携わった学生には確実に成長の機会になりました。多大なご迷惑をおかけした、宇部市役所職員の皆様にもこの場をお借りして感謝申し上げます。

来週も、学生団体Ube col.は、ときわ公園で「ときわドッグ・フェス2023」を開催します。皆様のご支援・ご声援、いつも有難うございます。

次回以降も、再び医療や地域経済・振興、若者や学生などをテーマに投稿を続けていきます。引き続きどうぞ宜しくお願いします。

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