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エンタメに向きあってみる

先月末に「仕事ではない創作」を1 本仕上げたので、今は仕事ではない創作の第二弾をやっています。先月仕上げたのは、私が得意としている、やや難しくてアーティスティックに成り得る短編作品のシナリオ。そっち系は生理的に感覚的に捉えることが出来るので朝飯前なんです。いや夕飯前とも言えるし、打ち上げ前とも言えるのです。むしろタクシー乗り場前と言いたいぐらいなのです。

そして今やっているのは、エンタメのシナリオです。今までの私が考えるエンタメは、ベースには起承転結があるんですが、表現はストイックでシンメトリーな感じ。役者の演技の温度は低く、根底にはアートがある感じです。

これは私の中ではエンタメなんですが、世間的にはエンタメの範疇には入っていません。分かりやすく言えばアートなんです。アートの中にちょっとエンタメの要素を入れて飽きさせないようにしている様なものです。私のエンタメの限界はそこでした。作品制作を始めて20年間、そこが限界だったのです。

でも今やっているのは、本当のベタなエンタメです。いや、「やっている」と言いますか、初めてエンタメと正面から向き合っている感じです。「世の中の人は何が好きなのか?」からやっています。

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Xや無料noteでは言えない事。毎記事2000文字以上。月に5〜8回投稿。多い時は10回以上。映画監督、映像ディレクターの仕事について。フリーランスの生き抜き方をフリーランス歴20年以上の経験から。「中年の危機」に悶絶している様子をリアルタイムに報告。子供を2人育てる父親の視点と哲学。世の中に対する日々の雑感。親友の画家、石田徹也について。などなどを書いています。

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