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【note川柳】#22:お題は「新入社員」(106~110)

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉

さて、4月に入ると電車内に明らかに新入社員だろうなという初々しい顔が目立ち始め、5月に入るとその光景も馴染んで日常になります。

じーじが新入社員だった頃は、生意気言って先輩社員を困らせたものでした。

当時は職レクで休日にみんなで山登りに行ったり、部署対抗のソフトボール大会が行われたり、結構、そんな職場の休日レクレーションがじーじは好きでした。

また、新入社員は、大体、花見の場所取りや忘年会の幹事と相場は決まっていたのが昭和の良き時代でした。

じーじたち昭和人が刷り込まれた「いい時代」なんですけどね?

決して「いい時代」と感じていた新入社員ばかりでなく、その「同調圧力」を快く思っていなかった人が嫌々付き合っていた、異なる考え方を発言させない多様性に背を向けた一方的な「良き時代」だったことが、過去30年の日本の成長記録から証明されてしまいました。

今回は多様性に寛容になろうとしている新時代に社会に出ていく「新入社員」をお題に川柳5句チャレンジです⁉

☆☆☆

電車内初々しさが光ってる


4月初めリクルートスーツに身を包んでちょっと緊張した姿の新入社員たち⁉

入社式から新入社員研修期間には就活時に着ていたリクルートスーツを着用している新人が多いせいか、直ぐに目につきますよね。新入社員さん⁉

大学を卒業して就職して社会に出る新入社員の誰もが「夢」や「希望」を胸に電車に乗っている4月!

その初々しさは目立ちますねえ。こちらまで気分が高まります。

だけど、これってきっと初々しさだけでなく「新入社員はまずはリクルートスーツ着用で出勤するもの」という無言の同調圧力があるのじゃないかな?

今やそれが常識といった感じで就職活動に着るスーツも他の人と同じ黒かネイビーの就活スーツを着るもの、また、そういうみんなと同じ姿を求める採用側にも「多様性」をホームページ上で謳いながら、やっていることは同調圧力に従順な人の採用だったりしてね⁉

じーじみたいに景色の変化に鈍感な人でも直ぐに分かってしまう新入社員の電車内風景? これって実は新入社員潰しの現実だったりして?

皆さんの職場には新入社員の配属はありましたでしょうか?初々しい新人さんをいじめないでくださいよ⁉

直ぐやめる「人」より「会社」問題や


下記は、2019年に独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT)が実施したアンケート結果です。

独立行政法人労働政策研究・研修機構(JILPT):資料シリーズ No.221 若年者の離職状況と離職後のキャリア形成Ⅱ (第2回若者の能力開発と職場への定着に関する調査 ヒアリング調査)より

入社1年目での退職率10%、3年以内の退職率30%という相場は、実は、30年前から変わっていないのだそうです。

大体のところ昭和人が刷り込まれているのは、新人は「辛抱が足りない」という新入社員が駄目だから辞めていく姿なのですが、実は新人よりも雇う側のマネジメントの問題の方が大きいのです。

初めて正社員で採用された勤務先を退職する理由は、至極まっとうです。
①社畜となって働けというのが嫌(労働時間の長さ、休みの少なさ)
②社畜となって安い給料で働けというのが嫌(賃金の安さ)
③社畜となって肉体的・精神的に健康を損ねたから(健康被害)
④社畜となって働く人との人間関係が嫌(人間関係)
⑤社畜を求める会社の将来性を見限った(将来性のない会社)

大企業に入って「忖度と斟酌」のスキルを身に着けてダラダラと生産性の上がらない仕事をして、日本の中ではソコソコの給料をもらえるのが一番得になる社会構造を維持してきたことで、こんなに競争力のない国に落ちぶれてしまいました。

実は、法律が導いてきた必然なんですけどね。

先輩に目的聞けど答なし


「これは何のためにやっているのですか?」と目的を聞いてみましょう。

新入社員の特権は、何を聞いても「新人」だからと許してもらえる点です。特権を活かして先輩社員に目的をたずねましょうね😊

上手に答えられない先輩ばかりの会社は心配ですよ。
大企業だからと言っても目的なく仕事をしている会社は今は良くてもいずれは心配です。

▼ジャズ解説なら玄人はだしの一流マーケーターGAVIさんが解説する「五月病」の正体とは👇

皆さんの会社は先輩社員が新人さんに単に業務手続のやり方を「これはこうすることに決まっているから」「昔からそうしているから」と教えていないでしょうね?

どんな仕事にも目的があったハズですよ⁉

新人の違和感大事メモ取れよ


学校を卒業したばかりの新入社員にとっては会社で仕事するという経験は初めてのことです。

学生アルバイトと違うのは福利厚生や年次有給休暇が与えられ、お金をもらいながら研修を受けることを経験できる点です。

社員の教育を未来「投資」と考える企業と社員の教育を「コスト」と考える企業では将来に大きな差が出ます。

多くの会社がコストと考えてきたので今の日本がある訳です。つまりコストなら企業は常にミニマイズを考えます。

OJT(オンザジョブトレーニング)という名の現場放任教育に新人育成を任せっきりにしていませんか?

新入社員にとっては配属された職場の先輩が先生です。しかし、その先生の属人の経験や考え方を教えられたのでは、担当する先輩の力量に左右される「運・不運」が生じてしまいます。

「何故、そんな転記作業のようなことをするのですか?」
「それは、部長がやれっていうからだよ。」

そんな違和感は必ずメモしておきましょう。どんな人でも半年すれば、その職場の風土に馴染んでしまって違和感を感じなくなります。

最初の違和感は成長の糧になります。必ずメモしておいてくださいね。

歓迎のムードも三月(みつき)甘えるな


新人が入ってくると最初は歓迎会やらなんやらで職場のアイドル誕生なのですが、かまってくれるのも最初の三か月、そこからは、先輩に聞くだけでなく自分で考えることを求められます。

このあたりになると「放任」のOJT中心の社内育成体制だと上司や先輩社員の属人的な素養にあなたの運・不運が左右されます。

良き上司や先輩に恵まれるといいのですが、不運な場合もあります。
あなたにはそれが分かるハズです。

不運な職場、ハズレの職場の場合は、自律的に自己啓発して自分で道を切り開いていきましょうね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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