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【じーじは見た!】前編:オランダの教育を見てみた⁉

心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉

じーじは「教育」こそが日本復活の鍵だと思っているので「教育」をテーマにした投稿も多くなっているのですが、興味を持っているといろんな情報が目に付きます。

先日、北海道教育委員会の「学校教育の手引き」が目について、こんな記事👇を投稿しました。

よくできた教育の手引きなんだけど、そこにはどんな子供たちになってもらいたいのか、子供たちの能力をどうやって引き出していこうとしているのか?がよく分からないということを書きました。

だからまずは、各地の教育委員会の比較可能なデータを開示してもらって、いいところのやり方に寄せていったらどうなんだろうか?という変わり種の提案をした投稿でした。

そうすると今度は「オランダの教育」というのが目についてくるのですよ。尾木ママが熱心に推奨されているようです。

さあ、オランダの「イエナプラン教育」について一緒にみていきましょう。

✅まずはイエナプラン教育の概略です⁉

この動画を見ればおおよそのことは理解できると思うのです。
凄いですね!

教師が統率をしてクラス40名の生徒をまとめ、全員が同じようにできるようにする日本の教育とは対照的に、子供を中心に教育のありたい姿をそれぞれの学校で先生方が工夫する裁量権を与えられています。

学びの楽しさや探求心を育てる教育。

それぞれ分からないことがあってもいいんだよということを自然に学ぶので「お前、こんなことも分からないのか」と冷やかされることはなく、分からない子が常にいていいんだよという多様性の中で教育が行われています。

じーじは、いつもそうなのですが「こうあるべきだ」と言っている訳ではありません。日本はオランダの教育に変えるべきだなどと短絡的な意見は一切もっていません。

日本の教育にもいいところは沢山あると思っています。

だけど30年無成長の国に落ちぶれ、今や「衰退途上国」と揶揄されている現実を少しは反省して、他の国の良き事例に学ぶことが大切だと思うのです。

✅教育の帰結としてのオランダの競争力⁉

日本の戦後教育は、規格大量生産に向いた人材育成の場としては大変に成功したと思います。

会社の中で学び、みんなと同じようにして、多様性に不寛容で排他的なムラ社会(系列というロックイン状態)を作ることで戦後復興を果たしました。

その成功体験が昭和人の頭を支配しています。

老害というのは少し失礼かもしれませんが、若い人の素晴らしいアイディアを受け入れる度量がなく、前例を続けているのです。

女子スピードスケートで金メダルラッシュだった平昌五輪(2018年)のオランダ人コーチ、世界で活躍する日本人アスリートをコーチしているのは皆外国人コーチという現実!

最も変えなくてはいけないのが「教育」だとじーじは思うのです。
特に「教える」方のスキル、教え方を戦後適合から令和適合に変化させる必要があると思っています。

イエナプラン教育で育ったオランダの子供たちが大人になるとどんなことになるのか?

こんな風になるみたいです。👇

フィリップス、シグニファイ、ASML、ASMインターナショナル、NXPセミコンダクターズといったオランダ企業はこれからのAI・WEB3時代に有望な企業であるようですよ。

このまま何もしない前例踏襲を続けていると日本からも優秀な若者がオランダに集まります。オランダだけでなくみんな海外に行ってしまいますよ。

✅日本の教育を考え直す必要があることは?

オランダの教育がいいと思った富裕層は、オランダに移住して子供たちにイエナプラン教育を受けさせることも可能でしょうし、実際にそうされている人もいるでしょう。

多くの日本人はそんなことはできないわけです。

どうみても幸せそうなオランダの子供たちを見ていると「羨ましい」とは思うけれども、そう簡単に日本の教育を明日から変えることはできないのです。

オランダの人口は17.5百万人程度です。東京都の人口が14百万人なので、規模的にはこういった人口くらいが変革に挑みやすい面もあるでしょう。

日本が考え直す必要があるとすれば、どんな子供たちになってもらいたいのかという教育の目指す「ありたい姿」像をクリアにすることなんだと思います。

暗記して答えを覚えることが得意な子供を育てたいのか?自分の興味があることをとことん探求する子供に育ってほしいのか?

そこさえ、押さえておけば、あとはそのありたい姿と現状のギャップを明確にしておけば、一歩一歩教育システムの変革は進むと思うんですよね。

そのために何をすべきか?

じーじが最初に貼り付けた記事に書いた「各地の教育委員会に情報開示」を求めるだけで変化は起こると思っているんですけどね。
さてどうなんでしょうか?

後編では、オランダの教育を少し詳しく見てみましょう!

つづきを読む

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