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【note川柳】#10:お題は「頑張れ官僚」(#46~#50)

川柳50作に到達しました😊
さて、今回のお題は「官僚」です。

予見していた訳ではありませんが、昨日の日経新聞1面に「国むしばむ機能不全」と題して官僚組織の問題点が記事になりました。

一生懸命に「国のために働く」多くの官僚さんの中にあって「政策阻むギルド」とまで新聞に書かせる医系技官組織。

厚生労働省の中にあって官僚や事務次官の統制が及ばない医務技監が人事権を握る300名の医系技官組織。(日経記者は現代版「ギルド」と表現。ナイスセンス!)

日経新聞では、自宅療養者の情報共有に反対した医系技官について次のように記述していました。

与党幹部は「医系技官が保健所の権益や開業医の負担に配慮した」とみる。この医系技官に直接聞くと「法律上、本人の同意なしに感染情報は出せないと説明しただけ」。
米国の社会学者ロバート・マートン氏は官僚組織に潜む病理を「目標の転移」という言葉で看破した。

役所内の規則は目標を実現するための手段にすぎないのに、いつの間にか規則の順守が最大の目的に置き換わってしまう現象だ。

「一つ一つの規則に拘泥するあまり、多くの顧客に便宜を計ってやることができない」という指摘は首相ー閣僚ー官僚の指揮系統が働きにくい「ギルド」で暮らす医系技官に顕著に当てはまる。

新聞がここまで具体的に指摘する官僚組織の問題点。やっぱり厚生労働省と医師会には反省してもらいたいものですねえ。あ、一句できた。
「医師会(町医者)に反省という言葉なし」


「ございます」どういう訳か耳障り


官僚言葉というのがあるのかどうかは官僚をやったことがないので知りませんが、この「ございます」くらい耳につく言葉はありません。

コロナ禍でWEBで見られるようになった各省庁の審議会の様子をみていると有識者の方の言葉遣いが普通なのに対して「ございます」連発の官僚さんの言葉遣いには違和感を感じます。

「言語丁寧明言はせず」(川柳ならぬ七七)とでも言いますか、コミットメントはしない訓練がされているようにも感じました。

法律を作って予算措置をしたり、規制したり、規制を緩めたりすることで人々の行動を変えていくための「法律を作る」大切な仕事を担当する官僚。

きっと無責任な約束はできないということなのでしょうが、この言葉使いだけは何とかなりませんかねえ?

物凄く耳障りなのはどうやらじーじだけではなかったようです。その昔ニュースステーションをやっていた久米さんも気になったようです?👇

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これからはデジタル庁を雛形に


中央省庁の中で最も新しいデジタル庁。

テレビ放映されていたオフィス風景、いいですねえ。
民間からの出向者300名も若そうでしたし、女性が多いのも大変いいと思いました。

多様性と若い世代が主役の中央省庁。

そんなこれからの中央省庁の雛形になりそうな期待の省庁の船出を見守りたいと思います。

若い皆さんは「属人化・個別最適・長時間労働」の3種の神器をひけらかす昭和人に「標準化・全体最適・働き方改革」のお手本を見せてくださいね。

頑張れZ世代&デジタル庁!

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何しても褒めてもらえぬ役回り


コロナ対応で厚生労働省の官僚の残業が過労死基準をはるかに超えても国民からは批判の嵐⁉

それほど頑張っているのに誰も褒めてくれません。

官僚さんのかわいそうな現実ですよね😥

コロナが無くても厚労省は大変だったみたいなので本当に監督省庁で過労死がでないように気をつけてください。

これは、本当にひどいですよ👇

デジタル庁が業務効率を良くしてくれることを期待していますし、誰も褒めてくれる人がいなくても、じーじは、あなた方の「国を良くしたい高い志」を応援していますよ😊

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今日の日本あるのは役所魂(やくしょこん)


何といっても戦後の焼け野原から国体を維持して国産メーカーを発展させた官僚の働きは見事でした。

ただ、役所も企業もこの戦後の成功体験からそろそろ卒業しないと世界の成長についていけなくなっています。

デジタル庁には民間企業から女性や若い人が出向してきての官民混成チームで船出しました。

とにかく新しい時代の中央省庁の役割、官僚の役割の再定義をしてください。特に厚生労働省改革は急務でしょうねえ?

160万床の病室がありながら2,000人のコロナ重症者で医療崩壊してしまう今の体制、「医師会」という抵抗勢力の改革に役所魂の一点集中で立ち向かってください。

そうしないと勤務医や看護師さん、国民がかわいそうだ。

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公僕も社畜も無くそ「はよ帰ろ」


公僕として国会議員の国会対応のために連日徹夜の長時間労働。

そういう時代じゃないと国民向けに「働き方改革」と言いながら一番出来ていないのが霞が関と言われています。

企業の方は、徐々に世界標準を学び始めているので本気で「働き方改革」を始めています。

コロナ禍は、必然的にテレワークを浸透させました。
後は、国会議員の先生方の覚悟と国際感覚次第です。

戦後76年、いい加減で長時間労働を美徳とするのはやめましょう。

真剣で取り組みましょう「官僚の働き方」改革⁉


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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