【じーじは見た!】後編:循環経済(サーキュラーエコノミー)に関する関係閣僚会議(第1回)を見てみた!
心はZ世代! 身体は還暦過ぎた昭和人! Z世代応援団のじーじです⁉️
循環経済(サーキュラーエコノミー)に関する関係閣僚会議(第1回)の後編です。後編では消費者庁、農林水産省、国土交通省の資料を見てみましょう。
4️⃣ 消費者庁の目指す循環経済
資料作りにも各省庁の官僚さんの特徴がでますね。消費者庁は細かい。
消費者庁の考える循環経済の一丁目一番地は食品ロスの削減のようですね。
2000年度を基準にして2030年度までに食品ロスを半減することを目標に取り組んでいるそうです。
食品ロス削減、食品寄附促進、食品アクセス確保の3つの施策を包括する概念を食でつなぐ共生社会の実現に向けた「食の環(わ)」プロジェクトと呼んでいます。
食品ロスの次は、エシカル消費の象徴として「サステナブルファッションの普及」を循環経済のターゲットにしています。
衣類の製造は原材料調達や染色等による水消費やCO2排出等の環境負荷が大きく、また、供給される衣服の9割が1年で手放され、その2/3が廃棄されていることから循環経済のターゲットとなっているのですね。
5️⃣ 農水省はパワポ1枚
循環経済のお題目の中で農林水産省は、消費者庁の食品ロスの取り組みと共に、トンネルコンポストの普及や肥料の地産地消といったことに取り組んでいければいいですよね。
令和4年にみどりの食料システム法が施行され、先の通常国会では、改正食料・農業・農村基本法が施行されて、「環境と調和のとれた食料システムの確立」が農業の新たな 柱として位置付けられました。
循環経済という仕組みを是非農業の立て直し、食料自給率の向上や若い農業従事者の育成につなげるキー戦略にしていってほしいですね。
6️⃣ 最後は国交省
国交省が循環経済と言ってもピンときませんが、下水汚泥から資源を取り出して再利用しようといったことが国交省の管轄になるようです。
住宅を長く使えるストックとして、耐久性や性能を高めて、日本にも中古住宅市場を創ることや空き家問題をチャンスに変えることが、循環経済において国交省の大きな役割になっていきそうです。
関係省庁の大臣が集まって省庁横ぐしで「循環経済」をテーマに意見交換を始めた訳ですが、昔から資源の少ない日本は、資源を大切に循環させてきた訳であり、これからの時代にマッチした仕組みを世界に先駆けて確立して日本復活のチャンスに変える絶好の機会にしていきたいですね。
人気のない首相ですが、循環経済といった社会構造を変革するテーマは日本の縦割りの官僚構造が苦手にしているテーマで、主管庁を決めてやらせても上手くいかないことが分っているので省庁横ぐしのこんな会議を創ったり、GXやDXも基本的に省庁横ぐしの有識者会議で立法措置の案をまとめさせてきました。
日本のマスコミは政局になる方がいいので、良いことをやっても報道しませんが、是非、こういった良い取組みをスピードをもって進めていってくださいね。
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