東京の下町の魅力に迫った日
東京滞在一日目はゆっくりスタート。普段旅といえども早起きしたい派なのだけれど、昨夜は飛行機の遅れとe-SIMとの格闘やらでホテルに着いてちょこっとお腹を満たしてなんてしていたら一時を回ってしまって今朝は遅い起床に。
友人のオススメで朝から行きたいカフェにはいくつか目星をつけていたもののスタートが遅かった為、近場でないかとGoogle検索。
ホテルから徒歩圏内に雰囲気の良さそうなカフェを発見で即決。
朝のニュースで午前8時の時点で30度に達していることを知り、9月中旬にも関わらずノースリーブにショートパンツで真夏スタイル。早速外に出、大好きな日本の秋の気配を全く感じることなくひたすら日陰を探して歩く。帽子を持ってこなかった自分に深く反省。
そして気づいたら通り過ぎかけていたカフェに到着。扉を開けた瞬間、好きだ!の直感ピーン。本とコーヒーのお店らしく、店内に置かれたちょっぴりマニアックな古本に思わず見惚れる。私のコーヒーのお供は満州時代の写真集。マニアックな本が沢山。ちなみに朝ごはんは焼きたてのスコーン。レモンとチーズのスコーンはレモンピールの食感が予想と反してカリッとしていて私好み。
それからお昼間、用あって麻布十番。からのメルボルンで出会った友人の働くカフェで午後のコーヒー。勤務中の彼女とちょこちょこおしゃべりしつつ、結局話し足りずのディナー持ち越し。渋谷ヒカリエのd47 SHOKUDOで日本各地の郷土料理を堪能。明日もお仕事を控える彼女とは早めの解散。
それからホテル周辺に戻って居酒屋でひとり酒。日本の居酒屋のカウンター文化が好きで、一人の時はカウンター一択。外から店内が見えないお店が多く、一か八かの入店。一軒目はカウンターが無いのとお刺身の選択肢がほぼなく一旦席についたもののしっくりこず辞退。
二軒目は念願のカウンター。お刺身は東京あるあるなのか、もともとオプションがあまり無くって残念賞。第一希望のカンパチは売り切れで、鰹のたたきをオーダー。これもあるあるなのか、お刺身が極薄。生まれも育ちも宮崎生まれの私としてはこれまた残念賞。ま、コレも経験かな。
この後どうしても近くの温泉に行ってみたかったので、早めの退散。吹上湯は確実に今日のハイライトのひとつ。昔ながらのロッカーにマッサージチェア、ケロリンの黄色い桶に美しいタイル画。どれもこれも味があって、いつまでも残っていてほしい場所。
こういう場所は実際に足を運んでお金を落として、友人にシェアしたりって応援していたいと思う。
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