隈病院手術翌日〜私、甲状腺癌なんだって⑩
甲状腺癌の手術翌日、自分の病室に戻った1日を振り返ります。
自分の病室へは徒歩で
リカバリー室の隣のベッドの人が、看護師さんに促されて自室に戻っていくのがカーテン越しに聞こえてきました。
おおっ、もしかして次は自分⁉️
ようやく自分の病室に戻れる〜。ウキウキする私。
まず何がしたいって、「冷たいお茶を飲みたい❗️」
でも、この待ってる時間というのは、何故こんなに長く感じるのか…苦笑。
まだかな、まだかな。
ようやく自分の番になり、ノロノロと起き上がるも、やっぱり術前とは勝手が違い、何もかも行動が遅い💧
病室へは点滴スタンドを押して自分で歩いて帰ります。
以前に臓器の一部を摘出手術をしたことがあるのですが、その時のフラフラに比べると遥かに元気な足取りではありました。
病室にもどって、まずお茶〜!
ペットボトルのお茶を用意しておいて良かった😭
ストローマグに注いで飲みます。ストローさまさまやで〜と思いながら、少しずつ喉を潤し落ち着きました。
ここで携帯電話をチェックすると、山のような着信履歴とLINEのメッセージが…。
誰も手術に立ち会わなかったので、どうなったか心配した母からがほとんど。
夫に「どこの病院?」と聞いたら、「分からない。」と答えたとのこと。一緒に病院に来たのに、病院の名前も見ず、中にも入らず、とっとと帰って行ったもんねぇ。呆れた人だわ。
ちなみに夫からの着信もメールも皆無でした💧
さて、点滴には、喉からリンパ液を排出するドレーンがぶら下がっております。
こんな感じ ※閲覧注意
これをトイレに行くときもいつも持ち歩かなくてはならないんだけど、S字フックをつけてくれてるのでありがたい。ほんのちょっとした工夫だけど、発案した人偉いなぁと思いました。
恐る恐る鏡を見る
傷口はどうなっているのか、洗面台で恐る恐る見てみる。
こんなでした💦 ※閲覧注意
毛が、毛が、、、
目が悪い私は、リカバリー室で寝ている間に、自分の抜け毛がテープにくっついてモジャモジャになったのかと勘違い💦
すごくビックリしてよく見たら、縫合の糸じゃん。…だよね。。。
ご飯はおかゆ
とりあえず、自室に戻れたし、自分の状況も分かったのでお腹が空きました。
朝食はおかゆ
昼食もおかゆ
夕食もおかゆ
この時初めて分かりましたが、お粥って、それだけで食べるのは何故だかかなりキツイ。
普通の白ごはんをそのままで食べるのとは違うんだと初めて知りました。
ゆかりとハリハリ漬けがあって良かったとつくづく思ふ。
ちなみに、何でも食べていいとのこと。おかゆ食の理由は、喉の痛みで強く噛むのと口を大きく開けるのが辛いからだと思います。
その点、ハリハリ漬けのようなものは固そうですが意外に噛み切れるので食べやすかったです。むしろ、肉のように噛み噛みするものの方が食べ辛いです。
この日は何かを能動的にする気持ちにはなれず、ボーっとパソコンでドラマを見たり、ウトウトと眠ったりして過ごしました。
やたらとお腹が空いたので、買い置きしておいたアイスクリームも食べました😋
夜景がとてもキレイな夜でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?