見出し画像

息子のこと

小学1年生の息子がいます。
今日はWebライターのことではなく、彼への思いについて書いてみようと思います。

ほんの少し前まで抱っこして保育園に連れて行っていたのに、
今春から大きなランドセルを背負って一人で登校するようになりました。
毎朝「あと10分やで!!」と夫婦で急かし、親の方が「登校時間に間に合うのか・・・」とヒリヒリした緊張感を味合わせてもらっています。
でもそうやって急かすくせに、彼が大きなランドセルや傘やプールバックや重い荷物をもってよたよたと歩いていく背中を見送っていると、ぎゅーっとなんだか胸が苦しくなるような・・・。
「あの小さかった子が・・・」。

春先は「一人で行けない」と少しぐずることもありましたが、今では「行ってくるわ」とさっと出ていきます。
でも、私が玄関の横にある小窓から手を振っている姿を、今でも少し不安そうに振り返って確認しているのも知っています。一生懸命、勇気を振り絞っているのでしょう。

保育園ではのびのびと遊ぶ生活をしていたのに、
毎日5時間の授業をきっちり受け、いろんなタイプの子がいるクラスで生活するー。本当に大変なことだと思います。
平仮名や計算など大人から見れば簡単なことでも、きっと全力で取り組んでいるのだと思います。
そりゃ疲れるよね。たまに夕飯後に寝落ちしている姿を発見します。

「俺、自分のことは自分でやるわ」「難しい問題を先にして、簡単な問題は後からしたほうがいいって先生が言ってた!」。
最近はこんなことも言っていました。もう母は号泣です・・・
ついついかわいくて、失敗してほしくなくて、先回りしてしまっていました。よくないですね。
子どもは成長しかしません。そろそろ私の役目は、つないだ手を放し、そっと横で見守るものに変わってきたのかもしれません。

いつの間にか一人称も「俺」になってるし。
くそー!小さいくせに「俺」とかかわいいじゃないか笑

少し心配なことも。
どちらかというとおとなしいタイプの息子。家族の前ではひょうきんな面もありますが、集団の中ではたぶんあまり前に出るタイプではありません。
そのため、学童で高学年の子から心無い言葉を言われて、家でひっそり泣いていました。
「横で見守る」覚悟ではありますが、これが続くようなら母はわきまえません。然るべきことをするまで・・・。

ただ、本人は「学童、いく」と涙をぬぐって行っています。
この辺の塩梅が難しい・・・無理をさせたくないけれど、でも社会に出たら嫌な奴はごまんといるからそういう奴らとも戦いながらやっていかないといけないし・・・
ひとまずは家庭でしっかり様子をみながら、状況を見守りたいと思います。
甘えたいときは全力でこちらも受け止めます。

あっという間の1学期。もう夏休みです。青空にもくもくの入道雲が美しい。
夏休みは少し家でゆっくりする時間も作ってあげようと思います。

毎日おつかれさま。




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?