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【小売業】デジタル学習で生まれたアイデアを徹底検証!課題解決へ向け前進
みなさま、こんにちは。
私は小売業の販売課長として、デジタルツールを活用した業務改善に日々取り組んでいます。今回は、過去の記事で発散された課題やアイデアを収束し、具体的なプロトタイプのアイデアとして3つに厳選いたしました。
前回の記事も合わせてご覧ください。
▼前回の記事はこちら
アイデアの整理
アイデアを洗い出す
デジタル学習を初めて約2ヶ月。今まで制作したものを表にまとめ振り返りました。初回の授業で、尊敬するデジタルの先生が「プロトタイプの良さは、気軽に作って気軽に捨てられること。」と教えてくれました。この言葉に励まされ、初心者でも簡単に作れるデジタルツールを4つ作成することができました。
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デジタル学習を始めてから、業務課題解決に向けた様々なアイデアを生み出すことができました。それぞれのアイデアを「テーマ」「課題」「アイデア内容」「強み」「弱み」の5つの項目に分類し、表にまとめました。
出来る出来ないに関わらず、まずは頭の中にある小さなアイデアを洗い出すことがポイントです。
![](https://assets.st-note.com/img/1719307456868-23DN0IUATj.png?width=800)
アイデア7選
1.コミュニケーションツール
2.POP電子化
3.社用スマホの有効活用
4.在庫確認・取り置き依頼システム
5.0日在庫管理をデジタル化
6.レジオペレーションLINEBot
7.VP提案アプリ
アイデアの収束
1.いざスパーリング!
デジタル学習で生み出した7つのアイデアを携え、頼れるチームメンバー2人と1回目のスパーリングを実施しました。今回は、人生の大先輩であり相談相手でもあるA主任と、視野が広く常に前向きで良き理解者でもあるB主任にご協力いただきました。いつも応援ありがとうございます。
【スパーリングとは】
アイデアや意見を活発に議論し、新しい視点や解決策を生み出すことを目的とした会議手法。参加者全員が対等な立場で意見を戦わせ、自由な発想を促進することで、より創造的な成果を目指すもの。
【スパーリングを行うためのポイント】
・アイデアを明確にする
・質問や資料を用意しておく
・互いに敬意を持って接する
・積極的に意見を言う
・相手の意見に耳を傾ける
・質問をする
・メモを取る
・議論の内容をまとめる
・感謝の気持ちを伝える
![](https://assets.st-note.com/img/1719328953606-bA1cchoN5u.jpg?width=800)
2.アイデアを検討する
デジタル学習で生み出した7つのアイデアについて、A主任とB主任から、アイデアの必要性と実現可能性について様々なご意見をいただきました。
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3.実現可能性を評価する
7つのアイデアの実現可能性を評価し、3つに絞りました。
✖️1.コミュニケーションツール
⇨まずは、 teamsの活用から始めてみる
▲2.POP電子化
⇨作成可能なデジタルツールに置き換える
✖️3.社用スマホの有効活用
⇨具体的な案が出ない
✖️4.在庫確認・取り置き依頼システム
⇨全店運用を考えるとなると大きい話になってしまう
✖️5.0日在庫管理をデジタル化
⇨商品部を巻き込むとなると大きい話になってしまう
▲6.レジオペレーションLINEBot
⇨社用スマホで使えるアプリで再検討する
◯7.VP提案アプリ
⇨商品知識を身に付けることでVP作成の自信とモチベーションアップへ
アイデアの具体化
絞り込んだ3つのアイデアを携え、再度A主任・B主任と2回目のスパーリングを実施しました。より具体的な内容を伝え、率直なご意見をいただきアイデアの収束を完了しました。
1.今週のPOPお知らせアプリ
【課題】毎週切り替えがある売場のPOPは、本社から来る指示書が大雑把な内容や情報不足といった課題があり、毎週日曜のラインMTにて別途指示書を作成し配布している。スペースも限られているため7日分まで細かく載せておらず、売場によって取り付けるPOPが異なる。また白黒で配布しているため分かりづらいとのご意見が。
【使用ツール】Glide
【アイデア内容】アプリ化することでカラーで確認できて分かりやすく、売場ごとの個別指示ができ、7日分以上の情報掲載が可能になる。
![](https://assets.st-note.com/img/1719327076082-71jzgbrqCA.jpg?width=800)
2.アパレル商品知識教育アプリ
【課題】業務との兼ね合いから、研修への参加機会が限られている。従業員が同じペースで同じ内容を学ぶため、個々の理解度に合わせた学習が難しい。集合研修は頻度が低いため、学習した内容を復習する機会が少なく、知識が定着しにくい。
【使用ツール】Teachable Machine
【アイデア内容】売場の商品を使って商品の柄やディテール、カラーの学習ができる。知識を身に付けることでVP作成にも活かすことができる。
![](https://assets.st-note.com/img/1719327780259-IOvMmPRTih.jpg?width=800)
3.レジオペレーションアプリ
【課題】毎月多くのアプリクーポン企画やセールスに加え、レジ業務に関する資料が紙ベースで配布されまとまっていない。過去の配布資料を探すために時間と手間がかかる。
【使用ツール】Glide
【アイデア内容】毎週、印刷して各売場に配布しているレジ手順書をアプリ化しレジ関連の資料を集約。検索機能を付ければ、必要な情報に素早くアクセスすることができ、レジ周りの整理整頓にも繋がる。
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まとめ
今回のスパーリングでは、チームメンバーから私のアイデアに対して、様々なご意見をいただきました。活発な議論を通して、アイデアをブラッシュアップすることの重要性や、多角的な視点から検討することの重要性を改めて学びました。
今後も、チームメンバーとの意見交換を交わしながら、より良いアイデアを実現できるよう努力していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
参考資料
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