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夏を惜しんで浴衣納め

8/15。
暑い毎日ですが、朝晩にはコロコロ、ジージー、と秋の虫の音色が聞かれるようになりました。

今日は日本画を観に美術館へ。
和が大好きな私のために、娘が教えてくれました。

神戸智行さん
太宰府天満宮に襖絵を奉納された方です。
依頼がを受けてから10年もの歳月を経て完成されたそうです。

透けるほど薄い和紙に岩絵の具で描く日本画の手法で、和紙の質感や筆運びをじっくりと鑑賞しました。
季節の中に植物や虫達が描かれた作品が多く、豊かな四季がある中に暮らせるのは幸せだなとも思いました。和紙だからか、どの作品も優しく繊細な美しさを放っていました。

美術館へ出かけると、やはり直に見て感じる事の素晴らしさを再認識します。
そして静かに作品と向き合うと、慌ただしく動き回る毎日から、一度立ち止まる感覚を得ることが出来ました。
誘ってくれた娘にも感謝です。

その後は、好物の氷を求めて30分ほどドライブ。初めてのお店へ伺いました。
和菓子店なのですが、何でも小豆を混ぜた氷を削る「あんごおり」と言われる珍しいものでした。
その為か、ボリューム満点で氷なのにお腹いっぱい!になりました。お店ごとの個性が楽しいです。

抹茶金時といちごミルク

浴衣もそろそろお終い。
今年は普段着として何回か着ることが出来ました。こんなに猛暑でも案外浴衣で大丈夫。そして毎回行く先々で、
「涼しげですね」
「素敵ですね」
何かしらお声かけ頂きました。それも着物で出歩く良さです。
浴衣達ありがとう、また来年ね!

そして頭の中では、9月から着る単衣に想いを馳せるのでした。