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両立って難しいよねぇ。~映画『マイ・インターン』感想~

好きなことを仕事にすること。

その仕事を続けていくこと。

愛する家族がいて、家族の一員として過ごしていくこと。


『仕事もできて、お家で支えてくれるパートナーもいてかわいい子供さんもいて―――』

なんてよく聞くセリフだが、これを実現するのは難しいんだねって思った話。

それが映画『マイ・インターン』。


(ネタバレあります。)


あらすじ
ジュールズ(アン・ハサウェイ)は、ファッションサイトを経営・管理する会社のCEOとして充実した日々を過ごしていた。仕事と家庭を両立するパーフェクトな女性像そのものの彼女はまさに勝ち組だったが、ある日、試練が訪れる。同じころ、シニアインターンとして、40歳も年上のベン(ロバート・デ・ニーロ)がジュールズの会社に来ることになり……。
 (シネマトゥデイより引用)


タイトルとイメージだけ見て、最初は年の差モノの恋愛系かな?と思ったけど、思ったより深かった。

ヒロインのジュールズは自分で会社を1から立ち上げて社長としてバリバリ働いているキャリアウーマン。

旦那さんと小さなお子さんもいて、旦那さんはキャリアウーマンなジュールズのために専業主夫をしてるようなご家庭。

そんな彼女の会社で『シニアインターン』として現れた超★紳士なベン。

最初は『シニアインターンなんてボランティアみたいなものだから何もできないでしょ』っていうスタンスのジュールズもベンの仕事の腕を買い、ベンはジュールズの専属ドライバーとなる。

そのうち成り行きでジュールズの娘さんをお友達のパーティーに送迎するように頼まれてジュールズのプライベートを垣間見てしまう。

ジュールズは仕事のためなかなか娘の幼稚園のイベントごとなどには顔を出せないようで、ママ友からどうもよく思われていない。

そのせいで娘もうすうす周りの子から避けられている。

加えて、旦那さんはママ友の一人と浮気してるし…。

ってことがやけにリアル。

いやあ、仕事と家庭の両立って難しいですねえ。

最後はそれなりにまとまるんだけども。


この映画を観て、私はベンみたいな人になりたいなと思った。

『男がハンカチを身に着けるのは、女の人が泣いたときにそのハンカチを差し出すためだ。』

っていう場面があったり。

実は、ポーカーフェイスは苦手で感情が顔に出ちゃうけれどそれを自分で理解したうえで人にやさしい言葉をかけられるところ。

人の目を見て話すところ。人の名前をしっかり覚えるところ。先回りして、さりげなく人のサポートをするところ。

参考にする部分がたくさんあった。

恋愛!とかモテる!とか、就活!とか関係なく『人として優しくて誠実な人になりたい。』

そう思える映画でした。

ヒロイン役のアン・ハサウェイさん。目が大きくてとてもチャーミングな女優さんだと思います。かわいい。

そしてヒーロー役のロバート・デ・ニーロさん。あふれる気品とやさしさが素晴らしいと思いました。


家庭と仕事の両立。

今はまだ家庭も持ってないし仕事もしてないけれど比べようのない大切なものを両立するのはなかなかに難しいものだなあ。と感じます。

それでも、自分が大切にするものは全部大切にしたいな。


お読みいただき、ありがとうございます。 これからも私の感じたことをより表現していこうと思います。