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三つ子育児 周りに何かを与える力って

四児の父。三つ子とお姉ちゃん育児奮闘中です。令和になって三つ子が生まれました。お姉ちゃんのときはオムツ替え実質2回の育児全然しなかった父親が三つ子と向き合う中で考えたことを記します。

今回は、「三つ子育児 周りに何かを与える力って」について書いていこうと思います。

マイペースな成長

三つ子の一人は、以前のnoteにも少し書いたことがありますが、発達がゆっくり。ゆっくりだけど、成長している点に目を向けたいなぁと思っています。

今でも、その思いは変わらないけど、それ以外にも目を向けないといけないものがあるなあという話です。

その子は、発達がゆっくりに加えて、生まれつき病気がちでもあります。いくつかの病気を持っています。2歳にして、全身麻酔での手術回数、なんと2回。とっても手術経験豊富なのです。(世の中にはもっとたくさん手術されて大変な方もいらっしゃるかもしれませんが。。。)全身麻酔の手術というのは術後に麻酔が落ち着いて意識が戻るまで気が気じゃないので、疲労感が半端ないです。
手術のおかげもあって今はマイペースに成長しています。月齢で、できることできないことに、注目するんじゃない。その子のペースでできるようになっていくことに目を向けよう。そんな思いで育児しています。

勇気を与える

三つ子のお姉ちゃんの同級生に三つ子の一人と同じ病気の子がいました。その病気に関しては、すぐに手術しないと生死に関わるものではないので、お姉ちゃんの同級生は、タイミングを見ていたら、なかなか手術への踏ん切りがつかなくなっていたみたい。コロナ禍もあり、病室に付き添いができないなどの状況も踏ん切りがつかない理由の一つのようでした。でも、三つ子の一人が、その手術したことで、その同級生とそのお母さんが手術しよう!と決意して、手術したんだそうな。

「〇〇ちゃんが頑張って手術したから、私達もがんばれたよ!!」

って、そのお母さんからLINEがきたと妻から聞いたとき、なんだがとても誇らしく嬉しかったことを覚えています。三つ子の一人が周囲に勇気を与えたんだなと思えたからかもしれません。

周囲に『何かを与える力』っていうのは発達や成長によって得られるものじゃなくて。『生まれながらに、持ってるモノ』なんじゃなかろうか。

元気を与える

とある日。発達が周りより遅いこともあり保育園の連絡ノートに、お友達とのコミュニケーションはどうですか??って書いたことがあります。そしたら、こんな回答がありました。

お友達はみんな「〇〇ちゃん~♡」と言って一緒に遊ぶのが楽しいようです!保育士と手をつないでみんなに笑顔で手を振っています!まるでアイドルみたいです!!

保育園連絡ノートより

周りに元気を与えているんだなあ。発達や成長じゃない。やっぱり『生まれながらに、持っているモノ』ってあるんだ。

その子の持っている力をみつけてあげられているだろうか

三つ子一人。
発達の程度は、気にしなくなった。
その子のペースで、できることに注目するようにもなった。
その上で、『そもそも備えている力』に気がついて大切にしていってあげたい。


ふと、思う。
三つ子の残り二人とお姉ちゃん。
それぞれの子の『そもそも備わっている力』を見つけてあげられているだろうか??


三つ子の一人は、父親である自分にもプラスな影響を与える力を持っている。

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