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前田裕二×藤野英人 すべての人生に夢中を ―夢中の震源地 SHOWROOM―

※言い回しはそのままでない部分があります
※ヘッダー画像は公式様からお借りいたしました

<導入>
前田さん:出会いは前職のとき
証券会社で最初の担当が藤野さんの会社
伝説的トレーダーだと先輩たちからも聞いていた
考えがない中で電話してはだめだなどと聞いていた
いっしょに会社訪問もしたことも

藤野さん:明治大学で授業に来てもらった2年前のときが過去最高の盛り上がりだった

前田さん:Tシャツの背中やスマホなどにサインを求められ「本当にいいの?」と聞いた記憶も

<SHOWROOMについて>
前田さん:我々がギフティングと呼んでいるおひねり・投げ銭システムがある
人気ある人は1万~乃木坂などだと1回50万人集まるときも
普通でも数百~1000くらいは集まる
コロナ禍の中必要としてくれている人が増えている
最高齢は83歳の方 50~100人の濃いファンがついている
1度会いに来てくれた
本を持ってきてくれて、ファンの方がこの方が配信で言った言葉をまとめて自費出版してくれていた
ここまで人に必要とされたことはなかった、と涙を流された
これこそ起業家の醍醐味
自分たちがいなければなかった幸せを仕組みで提供

ルーツはストリートでの稼ぎ
路上ライブをネットに持ってきた
自分は早くからお金を稼ぐ必要があってその手段をいろいろ試してみてストリートの効率が良かった
お金を入れていく方の幸せそうな感じが印象に
お金を払うのには前向きと後ろ向きが
広告がウザいから外す、などは後ろ向き
払わせてくれ、というオーディエンスとのやり取り・表情を感じてこういうビジネスをやっていきたいと思った
がんばる人とがんばりを応援したい人の連鎖
演者・配信者の努力がフェアに報われる世界をつくりたいと思った
自助努力で自分がメディア化する
テレビ・ラジオ=出られる人が限られている 運と縁がいる
YouTubeやSHOWROOMはアクションを起こせば発信できる
回数・更新頻度が集まる人に連動
制限もない 生業とする人は1日5~6時間の人も
先天的な才能でなく後天的な更新回数・ファンへの思いやり=努力の総量で結果になる
更新していないのは息をしていないのといっしょ
HIKAKINさんが大事にしているのが「身近さ」
毎日毎日話しかける 休まない
偶像性を下げる 人気者になっても上げ続ける
終わらないコンテンツであることが重要

YouTubeは企業にお金を払ってもらう
ピラミッドが生まれやすい
SHOWROOMは10人が1万円払うくらい深くなってくれれば夢のしっぽをつかめる

コロナ禍の中で演者、見る人とも急増
ライブコマース(グッズ販売)
買うと買ったことが全体に伝わる仕組みになっている
買った側はちょっとしたヒーロー気分
演者も「ありがとう」を言える
物を買う理由が「コト」「人」に
極端に言えば何を売っても売れる
コミュニケーション価値が加わることが面白い
この状況下で売り上げが4~5倍
①リアルの機会が減っていること②コミュニケーションの観点
心をつなぎたいという気持ちを埋める

<「すべての人生に、夢中を」=SHOWROOMの新スローガン>
前田さん:①これまで努力おしだった
がんばったやつが偉い、という雰囲気
ただ努力はつらい
数・時間命の考え方から仕事について考える時間が増えた現在精神的な豊かさは増している
努力→夢中に軸が移った
共同創業者の佐々木 泥臭い下町の気持ちも伝わる人間だが彼は常に楽しく仕事をやっている
エンタメ提供者が楽しんでいないとおかしいということを彼が教えてくれた
努力×楽しさ

②夢中=「夢の中」
適用範囲が広い
自分自身:GAFAを超えるという夢
夢を持てない人もたくさんいる=そういう人は誰かの夢の中に入る
自分で持てなくても誰かの夢の中に入れば自分も夢中になれる
お客さんにも伝播する

藤野さん:日本人は多くの人がフォロワーシップを持っている

前田さん:誰かのために動くことが心の豊かさ、幸福度に重要なのは科学的に証明されている
可視化させることが「ありがとう」・利己にひもづく
表:利他 中:利己でいい
自分にはねかえってくる利他の行動を

藤野さん:利己を最大化させるためには結果的に利他の必要がある
物を売るためにはお客さんが喜ぶことが必要
利己と利他がつながった世界に
Amazonは何の会社がわからないところがある
ジェフ・ベゾスは哲学的に「買う」とは何か、ということを考えている
Googleだったら「検索」とは何か
何のために、どういう背景があるのか
日本の場合それを考える前に「仕事しろ」になってしまう
日本の復活には夢・仕事がつながったものとしてクリエイトしていく必要

前田さん:目先のKPIなどにとらわれてしまう
株主は数字を求める 哲学濃度がどうしても薄くなってしまう
内省の時間をつくる
何でやっているか 誰のために
リーダーは信念を強く保つ必要 意識しないと薄まる

藤野さん:今回のひふみフォーラムはリブランディングをテーマにしている
その次の10年に通用するよう「次のゆたかさのまんなかに」と強く出た
社会のまんなかにいることと、皆さんのまんなかにいられるように

前田さん:夢中の濃度が薄くても幸せな人もいる
自分の価値観に沿った時間を過ごすことが幸せ
夢中をつくるきっかけには経済的余裕 ベーシックニーズをみたされていることは重要
もっと大きな挑戦を、と思うとお金は必要になる
もうすぐオンラインサロンが10000人になる中サロンでやればという話も出るが会社は個人の実力値以上に未来を評価し挑戦させてもらえる
挑戦できる規模感が違う
個人ではできない
学生のころは10万の元手で100万を稼ぐというところから始まり
100万→1000万、1000万→1億ときていまようやく2桁億→数百億を生み出すのを分かり始めている段階
気持ち・志+お金

前田裕二さんのTwitter


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