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moto氏が語る「転職と副業のかけ算」のリアル(2019.10.06)

(※原則<>内が司会・Twitterからその場で拾われた質問になります
 言い回し等変わっているところはご容赦ください)

<出版の経緯>
SPA!での秋山さんの取材(この日の進行、扶桑社の方)きっかけ


出したところで売れるのか 興味あるのかと不安
終身雇用の崩壊 個の重視の時代 noteもたくさん読んでもらえている
より広げていきたいという思いから

昨年11月にSPA!でのネオ1000万円プレーヤーとしての取材
当初はうさんくさい ブランディングとしてどうなのかと思った
12月~書き終わりは5~6月 実質半年くらいで書き上げた
140字でまとめるということにはまっていたので長文を書くのに苦労
文字数よりも何が書いてあるかという質を重視 1つ1つに意味を込めた

<イメージ>
営業のことを発信しているのでツーブロックゴリラが来るかと思ったと言われる
(※実際のmotoさんはスマートな印象でした)

<話が上手だが…>
Voicyは完全アドリブ
1人で携帯にに向かってしゃべっている
一番好きな発信 Twitter→本の出版を通じて長文に今度は慣れてしまった
メディア露出が増えてきて新規のリーチ 次の中心媒体を検討しているところ
やはりTwitter-ブログの2択か

<人気・認知度が上がってきたと思えたのは>
2017年8月~ 2018年にヒットの印象
SPA!の掲載が一番話題になった
本当はいないのでは?と言われることも多い
おかげさまで2冊目のオファーをいただくが、各職種で5人くらいいるユニットなのでは、と思われていることも

<短大を選んだ理由>
人生を長い目でとらえている
高校時代にホリエモンが昇って行った時代
30歳1000万という目標がある中で早く社会に出て経験を積む方がよいと感じる
親戚は大学進学が多いが大学3年からは遊んでいる印象
それならほかに時間を当てたいと感じた
高校時代から10000円稼ぐのにも試行錯誤していた分奨学金の500万は重いと感じた

<編集者としても地元のホームセンターへの就職はよく行ったな、という印象だが…>
努力して内定したので大手(Yahoo!、楽天などにも内定)には行きたかった
採用されてからのその後についての返答がしどろもどろだった
3~5年後が見えず自分で選べない
総合職に対してネガティブイメージ、ギャンブル感
働く場所で人生も変わる(北海道支社勤務などになったり)
30歳1000万を達成するためには自分でハンドリングが必要と感じる
ホームセンターはどう対応したらよいかがよく見えた(対応が必要なところだらけ)

<当時の苦労>
不器用で家具の組み立てができない
重いものが持てない
人とのコミュニケーションをどう取るか
出ていく前提で働いていた中同じことを考えている同期は1人もいない
早く力をつけなければというのと目の前の仕事のバランスとのあせり
やりたくないことの積み上げが実績になる
クレーム処理にはポテトチップがパンパンだったのが開けたら1/3しか入っていなかった
ライターがつかなくなったと思ったら使い捨てだった なども
その場をどう収めるのがベストかに集中
やりたい、やりたくないという自分の感情を抜きにする
パートのおばちゃんとのコミュニケーション
できた時からいるようなお局をどう手なづけるか
政治な取り組みもしてみたが結局自分が逃げているだけ
心と心で向き合うということが大事
棚替えのときに風邪で休んでその仕事をやってもらった際引き継ぎノートに
「本当に助かりました」と書いたところ「これまで1人もそんなこと言ってくれなかった」と言ってくれた
人とのつながりの勉強に 今でもその方とは仲が良い

<3年という縛りなくどんどんジョブホッピングしたが>
入る前にいとこがアメリカに留学しておりアメリカの労働事情も聞いていた
どんどん自分の能力を活かすため転職していくということが違和感なく受け入れられた
3年で定年退職、5年で会長職という気分

<これまでもらって印象深かった意見・感想>
豆腐メンタルなのでどうしてもネガティブな意見に目が行ってしまう
この情報商材屋が…など
本業を頑張らなければいけない、と思ったという意見が多かった
それがいちばんこの本で伝えたかったこと

motoさんというキャラクターにみんなは興味を持っており、僕には興味がない
以前ラーメン食べたツイートには3いいねくらいしかこなかった
noteのマガジンで人なのか内容なのかを実験
裏話発信のときは登録10人 それがマネタイズよりのタイトルにしたら500人に

<アウトプットの時間配分>
朝が弱いので9:30くらいに起きる
Twitterをチェック ネガティブになり友人にこんな意見があったとシェア…(笑)
Newspicks、Twitterトレンドなどをチェック
それについて騒ぎそうな人をフォローしておりそれを追えば現在の事情は大体わかる
本業をしているときはひたすら本業
Twitterは開きっぱなしにしている エゴサする

<就活生へのアドバイス>
就活生にも2つのタイプがある
①大手信仰型 会社依存
②自分依存型 自分に重きを置く ①はこれから下がっていってしまう、といったアドバイスをする
motoさんだとわかっていない 本人の話題が出ることも

<顔出しは検討しているか>
悩ましい問題
クローズドな集まりではありだと思っている
テキストだけの世界では限界がある
匿名・実名は手段でしかない 化粧品に詳しい発信をおっさんがするよりきれいな女性
電車でも移動する 自分はストレスから解放されることにお金を使う
満員電車を避けるためにタクシーをつかったりはあるが時間が正確、値段も安いということで電車を使うことも多い

<試験で落とされるか>
エントリーでめちゃめちゃ落ちる
建前でしゃべらない 2年で出ようと思っていますということを先に伝えている
日系の大手はなかなか通らない
面接まで行けばほぼ落ちない
相手が求めているものを考えていく
こういう改善が必要→そこをこれまでの実績でこう改善できるということを伝える
この点についてどう感じていますか?とやんわり聞いて問題だと感じている、と先方が言ってきたところに改善策を提案
意気投合すると社長呼んでくるね、という展開にも

<現在の転職市場が盛り上がってきているように感じるが>
むしろ自分は盛り下がってきていると感じる
おととし、昨年あたりから転職、副業が普通になってきたが、うまくいった人が目立っていない
自分みたいなのがまだ目立っている まだそうした人が目立つ土壌が出来ていない
うまく決まらなかったり年収がステイの人が多い
本業を頑張らなくては、という揺り戻しが来るのでは

<来る質問の内容>
転職・副業では転職の質問がTwitterでは多い
辞め方がわからない、やりたいことがない中でどうしたらよいか、など
やりたいことが見つからなくてもなりたい姿はある程度あるのでは
自分はお金持ちになりたいという考えだった
マンガなどの世界観でもあり
その解像度を上げていく
想像できないものは達成できない
メンバー1人1人、会社がどうなっているか そのための情報収集を行う

<motoさんの強みは>
物おじしない とりあえずやる
PDCAのPがいらないタイプ

<そうは言ってもなかなか一歩踏み出せない方が多いのでは>
同じ経験で成功した安心材料を聞きに行く
失敗経験は自信がなくなる

<入社したくなくなった会社はあるか>
社員が死んだ目をしていた
数字がなかなか出てこない 上は5000万と言っていたのがメンバーに聞いてみたら先日8000万にされた…など

<転職を考えるタイミング>
今自分が仕事できている、と思ったタイミング
周りは気にしない 会社はそこが僕である必要はない
属人化させない 仕組み化する
現在部下も持っているがメンバーの年収がどうやったら上がるかを考えている
面談時にあくまで社内ではこうだが市場価値はこうで低い、そうならないためには…といった話をする
今のままステイは下降する 現状をそのままにするのに何が必要かを考える必要
今後の新しいキャリアは現在模索中

<ワーママキャリアについてどう感じるか>
会社による
時短をカバーしてくれる方がいるか
環境を自分で作るかリアルフォロワーを増やすか
どうなりたいかという完成形を想像する そこからの逆算
どうしても目先で考えてしまう場合が多い

<人気もかなり出ているが>
モデルケースとして見ている方が多い
なりたい姿を目標にする 知らない世界を見る どうすればそこにいけるのか
上も相当上を見る
身近なところで目指すべき人を見つける
自分がこの人みたいになりたい、という人に近づいて学ぶ
転職、お金にまつわる話を周りともっとどんどんすればよい
240万のときも240万と言っていた
自分はセミナーなどには行ったことがない
どうしても答えを探しに行ってしまう

<質疑応答>
Q.最近営業が不調
達成していた時の要因をしっかり見る
ダメを修正するのはなかなかうまくいかない
買ってくれた方に会いにいく
すべての評価は社外に求める

Q.豆腐メンタルの中エゴサできるのはどうしてか
匿名でやっていることで一歩引いてみられる
マーケティングの答えの一種
誰が言ったかより何を言ったかなどと言われるがとくに「どう伝わったか」が多種多様
女性誌のキャッチ―なタイトルが叩かれたりなど、本で収まっていたものが広まってしまう
難易度は高まっているのでは

Q.転職アンテナがSEOで上位に来るコツは
積極的にSEOに取り組んでいるわけではないが、googleは誰が言ったかを重視しているのでは
会社の理念としてgoogleは人が求める答えを出すことを重視
そこに乗っている

Q.モチベーションの維持
楽しいことを見つけて嫌な時の逃げ場をつくっておく
社外の人によく会う
ちゃんと上を見ている人
愚痴が出る人とは行かない 下に引っ張られてしまう

Q.先をどこまで見据えているか
45歳くらいまでのビジョンは見えている

Q.大手から地方の営業に移ったが社内環境の改善がなかなか進まないのをどう巻き込むか
圧倒的実績を出して文句を言わせない 営業なら売り上げ

Q.直近の副業収入の内訳
ブログ 3500万~5000万 note 月300万+本の印税が今後
目標は毎月一応決めている
KPIは直接作ってはいないが、数値目標は持っている(フォロワー数など)

Q.社会人大学院で今後博士に進むうえで収入をどうするか
何を自分が大事にしたいのか
お金 研究成果 自分の価値

Q.エージェントとの付き合い方
エージェントのKPI、目標を聞く 相手のwinを把握
対等な関係に これで向こうがしり込みしたら×

Q.営業の軸ずらし (質問者の場合)SaaS→FinTech 小売りに対するサービスなど

Q.営業で評価されたコアスキル
会社の売り上げをどう上げたのかだけでなくどう数字を組み立てたのか
ちょうど昨日見た映画「7つの会議」がおすすめ

<サラリーマンがこんなにしんどい時代はないのでは、という中でのエールを最後に>
現在好きなことをして生きるというのがトレンドになっているがそれよりも得意なこと、やれることを伸ばす やっていてストレスなく感謝されるというのが理想
会社は機会をくれる場
会社と自分はパートナー
地力をつける


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