【読書備忘録】運の技術 AI時代を生きる僕たちに必要なたった1つの武器(角田陽一郎)
運に関する本、自分結構好きでして。
そこそこ運よく過ごさせていただいていると思います。
今日もそんな1冊です。
さんまのSUPERからくりTVなどの人気番組を手掛けたプロデューサー。
現在はバラエティプロデューサーとしてフリーに活躍されています。
≪残ったフレーズたち≫
「運を上げる」とは「自分の名前で勝負すること」。それは、あらゆる物事を「自分ごと化する」ことと同義です。
お客様は神様ではなく、人間なのです。
好きなことを、好きなようにやると、運が開く。
運というのは、「富士山に登ろうと思ったら悪天候で登れなかったから、隣の低い山に登っちゃったけど、意外と絶景だったね」みたいなこと
厄という犬を飼いならす
みんな迷うことで困っているけれど、ひとたび「むしろ迷いたい」と願った瞬間に、いろんな迷いが消えていく。
75パーセントの確率で「調子が悪い」…(中略)…僕たちはむしろ、この75パーセントのなかでどう生き、どう振る舞うかを考えるべきなのです。
「物事の良い面を発見しろ」というのは別に気休めで言っているわけではなく、良いとされる状況の面積を増やすテクニックなのです。
洞察力や想像力はどんな時に発揮されるのでしょうか。それは「自分の頭がONでもOFFでもない状態」の時です。
運の波を1000日単位で捉えることができれば、今自分が何をすべきかということに迷いがなくなるでしょう。
人の気持ち、想いは確実に運を引き寄せるのです。
「仲間を増やすこと」が成功なのです。
運を逃してしまう「整えすぎ」にはご注意ください。
竹山さんは、人の話を全部聞いてから「コラーッ!」と言います。言いたいことを言わせて、話の腰を折らない。遮らないのです。
「なんでもいいから、若いうちに若さ以外にひとつ身につけておけ」
人間関係のインタラクティブを活発にするのは、結局"やる気"です。
いかに自陣が優勢であっても、「攻める」のは得策ではないのです。
常にベストパフォーマンスを心がけていれば、黙っていても誰かが見つけてくれます。
どんなに注意していても、悪いことは起こりうる。だから、悪いことが起こっても大丈夫なように生きていけばいい。
責任を負いたくない人は寛容さを装って「なんでもいい」を連発しますが、その実は単なる「面倒くさい病」です。
自分自身に実体はなく、自分の周囲にいろいろな人が集まって、自分自身にいろいろな作用を施し、自分からいろいろなものを生み出す。
特権は「セールに出す」ほうがいい。
明確な目的としてアウトプットがあれば、苦もなくインプットができるはずです。
都市に情報が集まり、都市が文化を発信できるのは、有象無象な人が常に出たり入ったりして、常に情報が文字通り「渦巻いて」いるからです。
十分な数の人からの十分な信用があれば、ただで自分の時間が手に入れられる。
出会ったことにはそれなりの「理由」があるのではと考えたほうがいいと思うのです
マクトゥープは常に転がっていて、エピファニーは突然やってくる。
「くだらないこと」が仕事や勉強とどうつながるのか考えるのが、仕事や勉強の本質なのです。
現状に対して「うん」と頷けば頷くほど「運」は舞い込むものであって、「ふーん」と懐疑的で不本意な気持ちを抱えれば「不運」になります。
いつでも渦からぬけられるんだくらいの気持ちでいられれば、日々がとてもラクです。
「声は大きく!第一声に注意する!」
「見せたいものは、同時にひとつしか見せられない」
一番伝えたい大事な「画」、それだけを強く心に留めて、あとはフリースタイルで話す。話は無意識のうちに、その「画」に向かって力強く進んでいくはずです。
ものすごく好きなもの、尊敬していることは、自分のアウトプットにどうせ混ざっています。
迷った時の決断の仕方として、「自分で決めない、降りてくるのを待つ」という方法もあります。
完全に「他人ごと」なんてない、すべては自分に関係があるはずだ―そういう心構えが運を呼ぶ。
いつ終わるかわからない人生を、毎日毎日精一杯生きる、そういうスタンスの人に、運はやってきます。
世の中は、「Aでもあり、Bでもある」に満ちています。
死なない程度に失敗して、死にそうになったらやめればいいのです。
すべての本は多かれ少なかれ、著者自身が著者のために、なりたい自分になれるように書かれているのです。
運がいい、運が悪いなんて、所詮自分への暗示なのですから。
スピリチュアルとは一線を画した運の本です。実戦的です。
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