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妊婦の妻がコロナワクチンを打つべきか|#妊婦ワクチン

hinose(ヒノセ)です。
防衛省・自衛隊 大規模接種センターのコロナワクチンの予約ができ、
2021年8月24日(火)にワクチン1回目の接種を完了しました。

さて本題ですが、
私の妻は(記事執筆中 現在)妊娠7か月(27週0日)なのですが、
妊婦の妻がコロナワクチンを打つべきか悩んでいます。

ワクチンを打つか・打たないか夫婦でこれまで会話をしており、
結論としてはまだ答えがでていないのですが、
これまで調べた事や考慮している点などをまとめておきたいと思います。

※9/10 追記
妊婦の妻がワクチンを打つか打たないか
夫婦で連日話合い現状を鑑みてどちらにするか判断しました。

どちらを選択したかは本記事では伏せさせていただきますが、
その理由や経緯は「私達夫婦の判断について」に記載させていただきましたので、少しでもご参考になれば幸いです。

色々な意見があると思います。
また妊婦の状況(基礎疾患有無・週数・家庭内環境)によって判断は分かれると思います

広く意見を聞き、夫婦で会話をし判断したいと思っておりますので、
宜しければお気軽にコメントいただけますと幸いです

前提として

以下、私自身が調べた内容を参照と共に記載しております。

信憑性のない情報に惑わされぬように最善の注意を図り、
参照するサイトには最大限注意をしております

が、もし、誤った情報や誤解を生む表現を見かけた際は、
お手数ですがコメントでお知らせいただけますと幸いです。

結論として

ワクチン接種に至るまでに存在するリスクを考慮した際に、
果たして私の妻がワクチン接種をすべきかどうかを悩んでいます。

まだ、
結論はでておらず引き続き状況等を見ながら判断していきたいと思います

もしも、
同じような境遇の方や、ご意見等ございましたらお気軽にコメントいただけますと幸いです。

1.かかりつけの産婦人科からの案内について

まず、かかりつけの産婦人科の先生に判断を仰いだ所、
「打てる機会があるのであれば、打ってください」
とのことでした。

これは妊婦さんの状態や状況によって、
具体的な案内内容が違うと思います
ので、
あくまで私の妻の場合ということになります。


・日本産婦人科学会としての見解について
自分に対しての参考までに、
日本産婦人科学会の方針としてどうなのか?どういう見解なのか?
が気になりましたので念のため調べました。
日本産婦人科学会の「新型コロナウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチンについて(第 2 報)」※1 には以下の記載があります。

以下、引用

①  アメリカ疾病対策センター(CDC)は妊婦さんへのワクチン接種を強く推奨する声明を出しています。 
わが国においても、妊婦さんは時期を問わずワクチンを接種することをお勧めします。 
②  妊婦が感染する場合の約8割は、夫やパートナーからの感染です。 
そこで、妊婦の夫またはパートナーの方は、ワクチンを接種することをお願いします。 

参照元(※1)には回答の根拠となる、
海外のエビデンスや注記が記載がありますので、
是非ご一読ご確認いただけますと幸いです。

"妊婦さんは時期を問わずワクチンを接種することをお勧めします"
と記載がありワクチン接種を推奨していることがわかります。

ただし、
具体的に「〇〇の症状がある方は打たないで下さい or 見当してください」
などの記載はありませんので、あくまで参考とし、
妊婦さんによって状況は異なると思いますので、
やはり、かかりつけの産婦人科にて判断を仰ぐべきだと思います

また、
"妊婦の夫またはパートナーの方は、ワクチンを接種することをお願いします。"
とも記載がありました。これは家庭内感染などを考慮したものと思います。

こちらも夫やパートナーの基礎疾患の有無や、状況によって判断が分かれると思いますが、
我が家では私がこれまでの予防接種にて副反応が出ていない事や、
接種に関わる基礎疾患などもないため、
完全在宅のリモートーワーカーではありますが私は接種する事にしました


・国としての見解について
参考ついでに、
国全体の方針としてどうなのか?が気になりましたので調べました。

厚生労働省の新型コロナワクチンQ&Aの「私は妊娠中・授乳中・妊娠を計画中ですが、ワクチンを接種することができますか。」※2 には以下の記載があります。

以下、引用

Q:
私は妊娠中・授乳中・妊娠を計画中ですが、ワクチンを接種することができますか。

A:
妊娠中、授乳中、妊娠を計画中の方も、ワクチンを接種することができます。日本で承認されている新型コロナワクチンが妊娠、胎児、母乳、生殖器に悪影響を及ぼすという報告はありません。妊娠中の時期を問わず接種をおすすめします。

参照元(※2)には回答の根拠となる、
海外のエビデンスや注記が記載がありますので、
是非ご一読ご確認いただけますと幸いです。

こちらにも産婦人科学会と同様の
"妊娠中の時期を問わず接種をおすすめします。"
と記載がありましたのでワクチン接種を推奨していることがわかりました。

こちらご参考まで

2.ワクチン毎の見解について

先日、私が接種したワクチンはモデルナ製でしたが、
妻のご両親が接種したワクチンはファイザー製でしたので、
主にこの2社のワクチンについて見解がどうなっているか気になりましたので見て行きたいと思います。

特にこれまで見れていない、(見落としていたら申し訳ありません...)
「〇〇な場合は打たない方が良い」などの記載に注視していきたいと思います。

なお、最終的にはかかりつけの産婦人科の判断になると思いますので、
あくまで参考として記載致します。


┗モデルナ製ワクチンについて
厚生労働省の「武田/モデルナ社の新型コロナワクチンについて」(※3)に、私が知りたかった「予防接種を受けることができない人、注意が必要な人」に関する記載がありました。

以下、引用

:受けることが出来ない人

・明らかに発熱している人(※1)
・重い急性疾患にかかっている人
・本ワクチンの成分に対し重度の過敏症(※2)の既往歴のある人
・上記以外で、予防接種を受けることが不適当な状態にある人
(※1)明らかな発熱とは通常37.5℃以上を指します。ただし、37.5℃を下回る場合も平時の体温を鑑みて発熱と判断される場合はこの限りではありません。
(※2)アナフィラキシーや、全身性の皮膚・粘膜症状、喘鳴、呼吸困難、頻脈、血圧低下等、アナフィラキシーを疑わせる複数の症状。

:注意が必要な人

・抗凝固療法を受けている人、血小板減少症または凝固障害(血友病など)のある人
・過去に免疫不全の診断を受けた人、近親者に先天性免疫不全症の方がいる人
・心臓、腎臓、肝臓、血液疾患や発育障害などの基礎疾患のある人
・過去に予防接種を受けて、接種後2日以内に発熱や全身性の発疹などのアレルギーが疑われる症状がでた人
・過去にけいれんを起こしたことがある人
・本ワクチンの成分(※)に対して、アレルギーが起こるおそれがある人

妊娠中、又は妊娠している可能性がある人、授乳されている人は、接種前の診察時に必ず医師へ伝えてください。
(※)本ワクチンの成分
▷有効成分
・CX-024414(ヒトの細胞膜に結合する働きを持つスパイクタンパク質の全長体をコードするmRNA)
▷添加物
・SM-102:ヘプタデカン-9-イル 8-((2-ヒドロキシエチル)(6-オキソ-6-(ウンデシルオキシ)ヘキシル)アミノ)オクタン酸エステル
・コレステロール
・DSPC:1,2-ジステアロイル-sn-グリセロ-3-ホスホコリン
・1,2-ジミリストイル-rac-グリセロ-3-メチルポリオキシエチレン(PEG2000-DMG)
・トロメタモール
・トロメタモール塩酸塩
・氷酢酸
・酢酸ナトリウム水和物
・精製白糖


受けることができない人、注意が必要な人の記載がありました。
私の妻は該当していないため、問題はなさそうですが、
素人目では判断つかないため安易な判断はできません。
ですので、必ずかかりつけの産婦人科に判断を仰いでいただくのが良いと思います。

また、"妊娠中、又は妊娠している可能性がある人、授乳されている人は、接種前の診察時に必ず医師へ伝えてください。"と記載がありました。

確かに、接種時に持参する必要のある「予診票」にも妊娠(可能性含め)の有無を問われる質問があります。
なお、接種前に妊娠している事を告げる事でどのような対応になるのかは、
記載がないため、確からしい事は不明です。


┗ファイザー製ワクチンについて
こちらも厚生労働省の「ファイザー社の新型コロナワクチンについて」「武田/モデルナ社の新型コロナワクチンについて」(※4)に記載があったのですが、モデルナ製と同様の記載となっておりましたので割愛させていただきます。


3.ここまでを踏まえ、なぜ悩んでいるのか?

最終的には、妻の状況を理解されているかかりつけの産婦人科にて案内いただいた、
「打てる機会があるのであれば、打ってください」
に帰着するのですが、

参考として調べた、産婦人科学会や国(厚生労働省)、
ワクチン毎の見解を調べても、ワクチン接種を推奨している事が分かりました。

これまで調べた限りでは、
私の妻はワクチンを打っても問題ないようですが、
私達夫婦がワクチン接種を悩んでいる理由を以下に記載致します。

・切迫流産の診断に関連して

私の妻は20週頃に切迫流産の診断を受け
更に、子宮頚管の長さが一時1.5㎝となり子宮頸管縫縮術をしており
その後、約4週間入院をし現在は退院し自宅安静となります。

現在では経過も良好で退院をし、軽い運動は推奨されています。
ですが、やはり内心では10分を超えるような歩行などは気を使っているのが現状です。

仮に、ワクチンを接種するとなると、
ワクチン接種会場(病院 or 大規模接種会場)まで出向く必要があります。
そうなると長時間の歩行、立つ/座るなどの動作が連続する可能性があると思います

どうしても切迫流産の経験から、ワクチン接種に至るまでの、妻自身の体にかかる負担を考えてしまいます
一種のトラウマのような、考えすぎな事のようにも思いますが、
最善の注意を払って自宅で安静にしているからこそ、どうしてもそのリスクを考えてしまいます。

・妻の現在の状況に関連して

私の妻は妊娠4か月時点で会社を退職し現在は自宅で安静にしております。私も完全在宅のリモートワークでして、日頃の買い物などもネットスーパーを活用しています。

そのため、外に出る機会はほとんどなく
あるとすると妊婦検診など1週間~2週間に1度の産婦人科への通院程度です。

このような状況において、
妻の主な感染源があるとすると私になると思います。
(最近、家庭内感染が増えているようです...)

ですので、
外出を控え、注意を払っているつもりではありますが、
ワクチンを打つチャンスがありましたので私は接種することに決めました。

ですが、
基本的には自宅で安静にしている妻が、
外出のリスクを冒してまでワクチン接種会場まで出向くことはリスクになるのではないか。
と、どうしても考えてしまいます。

自宅を出る機会があまりなく、
自宅を出る機会を極力減らしているからこそ、
ワクチンを打つために外出した事で、その外出がきっかけで感染してしまうリスクがあるのでは?
と考えすぎてしまいます。

・ワクチンの副反応について

ワクチンの副反応についてはこれまでに見てきたエビデンスにも記載があります。
また日本産婦人科学会や厚生労働省をはじめとした国のメッセージとしても、鑑みた上でワクチン接種を推奨している事がわかります。

ですが、気にしすぎてしまうのはワクチンの副反応です。
これまでにも海外の事例含めて報告されているものがありますが、
ワクチンとの因果関係が曖昧なものも多い印象です。

こちらについてもこれまでもそうですが、
これからも事例や報告が増えていくものと思っておりまして、
個人的には現段階では解決していない問題のひとつとなります。


私達夫婦の判断について

※9/10 追記
妊婦の妻がワクチンを打つか打たないか
夫婦で連日話合い、現状を鑑みてどちらにするか判断しました。


最終的にどちらにしたかはこちでは伏せさせていただきます。
〇〇さんが打ったから打つ
〇〇さんが打たないから打たない
ではなく、
夫婦で情報収集をし、夫婦の状況を整理し、
夫婦で話し合いどちらを選択するかを決めるべきだと思っているからです。

ワクチンを打つメリットと、
ワクチンを打つデメリットを比較した際に、
ワクチンを打つメリットが勝る場合はワクチンを打つ合理性が担保されるのだと思いますが、メリットがどの程度あるかは環境によるものと思います。

・自分、パートナーの外出の頻度
・家族構成
・これまでのワクチンの副反応の経歴
・直近の体調
などです。

これらは環境によって違うと思いますので、
ワクチンを打つか打たないかの決断に差が生まれるのは必然だと考えています。
だからこそ私達夫婦も話し合いを続け決断に至りました。
かつ、これから状況の変化があれば臨機応変に対応したいとも思っています。

なお、本記事は少しでも皆さんのご判断のお役に立てればと思い、
私達夫婦がどのような事を思い、どのような事を調べたのかはここに残しておきたいと思います。

もしも、
同じような境遇の方や、ご意見等ございましたらお気軽にコメントいただけますと幸いです。


参照リンク

※1...妊産婦のみなさまへ:―新型コロナウイルス(メッセンジャーRNA)ワクチンについて(第 2 報)―

※2...私は妊娠中・授乳中・妊娠を計画中ですが、ワクチンを接種することができますか。|新型コロナワクチンQ&A|厚生労働省

※3...武田/モデルナ社の新型コロナワクチンについて|厚生労働省

※4...ファイザー社のワクチンについて|厚生労働省

編集履歴

8/27 :初稿
9/10 :編集

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