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ラブアンドピース

今日は朝早くに起きて仕事場に行って、自分のやるべきことを済ませて、特に何をするともなく帰ってきた。

帰り道電気屋に寄って新しいイヤホンを買ったので割と機嫌はいい。
帰って日課にしていることをやりながらこれを書いている。

誰かに何かを伝えるのはとても難しいことだ。

日本にいればほとんどの人には日本語が通じるし、識字率も高いしスマホやパソコンもある。
下手くそでもなんでも発信できる時代だ、

でもその中にあっても自分以外の誰かに深い思いを伝えるのは大変だ、誰もお互いの心や脳みその中を覗くこともできなければ、別の人間になれるわけでなく、
まるでテレパシーでも使うみたいに言語というツールを駆使して不器用に伝達するしかない。

その中で喧嘩や誤解、相手を傷つけてしまうというネガティブイベントもよく発生する。
いっそ心など貝のように閉じて、ヒューマニズムとサイコパスな自己防衛に逃げた方がよっぽど楽だ。

それでもどうしても伝えたいことがあるから傷つき傷つけられてコミュニケーションをとる。

ぼくは人間のそういうところが嫌いじゃない。

不安になったり苛立ったり悲しかったり淋しくもあったり、たまに無感動にもなる。
その不器用さの形のことをラブアンドピースと呼ぶのではないだろうか。

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