花咲線の車窓から、そして…　2023年9月30日、快速はなさき

僕たち母子を乗せた　快速はなさきは…
日本最東端の無人駅・東根室駅を過ぎ…
次の…

次の駅へ　少しずつ　少しずつ　近づいて…

サイロのある風景が　美しい…

西和田駅に　到着した
ここで　待望の…

豚丼弁当を　いただくことにした！
なんと
この　豚丼弁当！

この！
根室駅と棟続きの　北然仁(ぼくねんじん)さんで
つくられている商品なのだ！
しかも！
2023年7月1日から　9月30日までの
土日限定販売！
そして、根室11時03分発快速はなさきの、
厚床11時50分着までの車内および
厚床12時40分発根室行き…
根室には　13時22分に到着する便
いずれも、根室市内を走行する花咲線車内のみでの
限定販売なのだ！
花咲線だからといって、
釧路までの　全線ではないのだ！

快速はなさき発車前に
北然仁さんのスタッフさんが
あらかじめ　根室駅構内にきて、
販売を開始！
見送りにきてくれた　母方のおじちゃんが
“駅弁の販売　やってるぞ！
帰りの汽車のなかで　駅弁は　どうだ？“と
すすめてくれたこともあったのだ

さあ！
いただくぞ！

おいしい！
肉厚！
豚そのもののうまみも　さることながら、
豚肉そのものに、いい具合に
たれの味、しみこんでる！
別途、北然仁さんとは別の会社が製造した
豚丼のたれがあり、
それを少しずつかけながらいただいても
述べるまでもなく　おいしい！
でも、その　特製豚丼のたれをかけなくても、
充分　おいしいのだ！

母は…　さんま丼弁当だったっけ？
それとも、五目御飯のかにめし弁当だったっけ？
いずれか、食べたよね！
お互い、それぞれ購入した駅弁、
おいしい、おいしいっていいながら
いただいたね！

9月28日だったかね？
この　北然仁さんで
夕ごはんに　お蕎麦をいただこうと思ったら…！
もう、15時台くらいには
“本日の営業は　終了いたしました“の
ことわり書きが記された札が
店頭に　かかげられていたんだよね！
六角精児さんが　ご自身の番組で訪れて
人気に火をつけてくれた　このお店！
そのお店が、蕎麦だけでなく、
“2023年　花咲線の夏
根室ー厚床
汽車カフェの旅“と称して、
市内外の企業と協力しながら
粋な催しをしてくれていたとは！

しかも　その粋な催しの
最後の最後のときに
母子そろって　根室本線、
しかも　花咲線に乗車して
駅弁をいただきながら、
花咲線からの　上り釧路方面の景色を見ながらの
ひとときを　過ごせるなんて！

おかあさんと　花咲線の根室～釧路間を
乗車するなんて、
四十六年ぶり！
根室から　当時の父の仕事のために
千歳に転居することになったために
弟も含めて三人で
釧路まで　移動したときがあったでしょ！
あの時以来！
あの時、父は千歳から釧路まで行って、
釧路駅に　迎えにきてくれてたんだよね
釧路駅から千歳までは、
父の当時の車移動だったね

まさか、こんな素敵な出来事、
四十六年もの時を経て
体験できるなんて　思いもしなかったね
…根室駅には　とうに
キオスク、なくなってるしね
車内販売なんて、
それ以前に　とうになくなっているからね！
だって、いま、
釧路から札幌までの　特急おおぞらですら
車内販売、なくなったほどだもんね！

それはそれは
車窓からの西和田駅近辺の景色も
より　映えるってもんよ！

また、西和田近辺…
落石近辺…
ゆっくり　訪れたい…
時間の面、その他で
余裕ができたら
真っ先に、根室の旅　したい！
しかも　市街地よりは　郊外！

ねえ！
厚床駅で、北然仁さんのスタッフさん
いったん　下車して
お見送り、お手ふり！
うれしかったね！
思わず　僕も　手をふったよ！

根室行きの時は、海側の座席から
標津線の支線、のりばの跡と思われるところも
見られた！　遺せた、スマホに！

このあとの　釧路までの道のりも
素晴らしかったね！
根室行きのときに　負けないくらい、
素晴らしかったね！