【風呂酒日和75-2】 五色湯 (ごしきゆ)
さーてお腹いっぱい。
アチアチの鍋焼きうどんを勢いよく平らげてなんなら舌を若干やけどしたのではないかというくらいだ。
心も体もあたたまったが、自分を労るためさらなるポカポカを目指して歩き出す。
ちょっと落ち目〜な時は、最寄りの銭湯だったり、一度訪れたことのある銭湯に行くことが多い。
道もどんな雰囲気だったかもわかっていて、安心してくつろげる安パイの銭湯に行きたいのだ。
そんなわけで、私は確か駅前に以前行ったことがある銭湯がいくつかあったはず、とマップを広げた。
お、ん?