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今年の15本目

今年の15本目、Nomadland、観ました。

これは、夫を亡くし、リーマン・ショックの影響で工場も町も閉鎖され、住み慣れた住居も失ってしまった1人の女性の物語です。

「あなたを定義しているものを失ったとき、あなたは自分を取り戻せますか?」と映画は、私たちに問います。

残されたボロボロのバンを住まいに、彼女は、ノマドと呼ばれる現代遊牧民として、季節労働をしながらアメリカ各地を旅して生きる道を選びます。

ノマドではない私は、でも、居場所がない点において彼女に似ている気がします。だから、彼女が彼女を再定義する旅の結末が気になります。

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