今年の9本目
今年の9本目、J. EDGAR、観ました。
FBIの初代長官を務めた英雄。大統領をはじめとする要人たちのスキャンダルを違法な盗聴・監視で得て、保身に利用した男。エドガー・フーバー。
国のために、息せき切って走って、敵を作り、FBIを強くし、それによってエドガーが得た何か、それがよく分かりませんでした。
彼の活躍を手放しで喜んでくれた母親。そんな受け入れてほしい誰か、守りたい誰かを失ってしまえば、正義とか地位などは、空虚な価値なのかもしれません。
女たちに言い寄られ、苦し紛れに「私は、アメリカ国民と結婚する」とか彼がいうシーンを眺めて、「何を成し遂げたくて、私たちは生きるのか」と疑います。
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