今年の1本目
今年の1本目、THE REASON I JUMP、観ました。
「自閉症は、生まれつきの脳障害であって、心理的な原因で生じる情緒障害ではありません。でも原因は、まだ分かっていません」。専門家は、そういいます。
自閉症というネーミングと相まって、この障害は、分かりづらい。だから得てして、「異質な世界に閉じこもっている人たち」と考えてしまいます。
でも、文字盤を使って「流ちょうに話す」彼等の姿に、私たちの常識が揺らぎ始めて、「自分の方こそ彼等に対して心を閉ざしていた」と思い知ります。
自閉症である作者は、「壊れたロボットの中で操縦に困っている人のよう」と自身を表現します。その困惑に思いを重ねたい。それが自閉症の全貌でなくても。
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