「食事を作ること」ということは、家族とともに生きる上で、大事なことだ

日々の食事、作りますか?

妻が1週間入院することになりました。突然入院となったのではなく、約半年前に決まったものです。2023年6月に入院・手術日が決定。2023年11月下旬から12月上旬にかけて、1週間の入院となりました。
我が家は会社員の私(42歳)と息子(高1)、娘(中2)と妻の4人暮らしです。家事はほぼ妻が行っており、私の家事担当はコンロとシンク、お風呂場と洗面所の掃除です。料理はたまに土日の昼食で焼きそばかお好み焼きを作る程度でした。

さぁ、どうしよう。

妻の不在により一番大変なこと。それは日々の食事です。
洗濯は洗濯機が自動で行ってくれますし、干すのも畳むのも娘と一緒にすれば大変ではないです。娘は日々手伝っていたので問題なし。
掃除は、まぁ週末にほこりを落として掃除機をかけたりハンディワイパーで拭きあげればよいので、これも問題なし。

問題は日々の食事です。
朝ご飯は毎日卵焼きを作ってウィンナー焼くだけ。
お米は息子が高校生になってから、家を出てから生活するための訓練として炊けるようにしたので、息子に任せました。この訓練が役に立ちました。とりあえず米炊いとけ!と言い続けました。
昼ご飯はそれぞれ給食や学校の購買、食堂、会社の食事と、用意されたものを食べればよいので問題なし。
最後は夕ご飯です。これが問題。選択肢はいくつかあります。

  1. 惣菜を買う。

  2. 外食する。

  3. 私が作る。

皆さんご存じの通り、これを書いているのは2023年秋。

物価高なんだよ!

外食は論外でした。

  • 高い。

  • 味が濃い。

  • 毎日外に出るのが面倒。

一人だったら外食をしていたと思います。定食屋さんいけばいいし。
でも、今は高校生と中学生の子供がいます。めちゃくちゃ食べます。毎日外食していたら、どれだけお金がかかることやら。

ちなみに私と妻は20代の時に全労済(こくみん共済)の終身医療保険に加入しました。そのため、今回の入院・手術には保険がおります。1日15,000円くらい。若いうちに終身医療保険に入っていると、保険代が定額なので若い時は保険代が高く感じるのですが、年々安く感じます。40代で同じ保険に入ろうとしたら、月々の保険代が倍以上になっていたはず。よく見てないけど。
お金の心配は本当はないのですが、それでも食べたくないものにお金をだしたくない。しかも毎日。

惣菜でも、まぁよかったのかもしれませんが、以下の理由で却下。

  • 物価上昇で外食とあまり変わらない値段になってしまった。

  • 子どもたちはおかずをめっちゃ食べる。総菜どれだけ買っても足りない。

  • 同じものを食べたくないから、日ごとにお店を変えて買わないとならない。

と、まぁ外食も惣菜も選択肢から外れたわけです。
結論は「私が作る」。

妻の不在中に心がけたこと

半年前から入院は決まっていたし、食事を作ることも私の心の中では決まっていました。
料理自体はそれほど嫌いではないし、週末は妻とスーパーとドラッグストアで買い物をしていたので、食事を作ることに対するハードルは低い方かもしれません。

一人であれば自分の食べたいものを作り、それを食べればいいわけですが、子供がいるとそういうわけにはいかないのです。

  • 子供たちが食べるものを作る。

  • 子供たちが嫌いなものや苦手なものは極力避ける。

  • 味付けは薄味で。

趣味で作る料理ではありません。日々の暮らしの料理です。食べてもらわないと困る。また、妻がいないことがポイントです。私が妻の不在中に心がけたことは、

  • 子供たちを怒らない。

  • 子供たちを不安にさせない。

  • 料理について正直な感想を言ってもらう。

です。
母親が不在の状態で親は私一人のみ。子供たちも気を遣うだろうし、不安もたくさんあると思います。しかもタイミング悪く期末試験期間中www
勉強に集中してほしい。それに私が怒ったら、子供たちには母(妻)という逃げ場がないのです。

口に合わない、苦手、食べたくない、という料理もあると思います。でも、それを正直に言ってもらう環境を作らないと、お互いに不幸です。私だって子供の嫌がるものを作りたくないし、子供たちだって嫌いなものを食べたくないでしょう。

うまいものを食えば、自然と雰囲気が良くなる、はず。

大事なものは、レシピと食材

家には何冊か料理本がありました。でも、私には手間がかかるものが多めでした。そして少し古い。
と、いうことで気になっていた本を購入しました。
なお、めっちゃ便利だったので、2巻目も購入しました。

「つくおき」という料理本です。ブログもあるそうなので、興味のある方はそちらもご覧ください。
私は妻不在中で余裕がないので見ていません。あと、まずは本の料理をある程度作ってからブログを見ようと思っています。

この本、とてもありがたいです。
難しい料理法はあまりありません。全部を作る必要もないですし、私の作りやすい料理、子供たちが食べやすい料理を選んで作ればよいので、料理初心者の私でもサクサク料理を作れました。

※料理初心者、といっても、食材の下ごしらえをする、食材を切る、炒める、煮る、焼く、はできます。それが前提で「料理初心者」と言っています。
※私が道具大好き人間なので、包丁は越前打刃物「柄と繪」さんのもの、フライパンと鍋はフィスラーです。初心者の道具ではありませんwww

  • 時間のある時に作り、それを保存容器に保存する。

  • 作る日と食べる順番を考える。

  • 悪くなる前に食べる。

これらを考えて、妻が入院する前の週末に食材を購入し、土日をかけて5品作りました。

想定外のできごと

妻は火曜日に入院しました。
そこから親子3人での生活が始まったのですが、想定外のできごとは初日に発生しました。

「お父さん、料理めっちゃうまい!」

あ、ありがとう。それは嬉しいんだけど、君たち、食べすぎじゃない?
初日にして誤算。おかずが足りない…。
妻の味に慣れているから、私の料理で大丈夫なのか本当に心配だったのですが、その心配をよそに、子供たちが食べる食べるwww

「あんまり料理上手じゃないからなぁ」
と言ったら娘は
「これだけ作っておいて、何言ってるの?」
と呆れ気味に言われました。

と、いうことで

外食や惣菜を買うよりは安く済ませられています。
問題はというと、予定より早い速度で料理が無くなっていますwww
当日のおかずはあるのですが、翌日のおかずがない。仕事から帰ってきたら、明日の料理を作らなければならない状態になってます。食材は…、金曜日に買い出しに行くか。

さて、今日は妻の手術日。
無事に終わることを祈りつつ、今から病院に向かいます。
しかし…手術開始時間が未定って。

「始まる30分前に電話でご連絡します」

まぁ、急ぎの案件ではないとはいえ、待たされるのも手持ちぶさたで。
ということで今このnoteを書いているわけです。

では、また。

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