SIM・・・なにそれ、おいしいの?


完全に終わった。にっちもサッチモだ。空港のWi-Fiでやりとりをするもラチが開かない。鍵はどこ?とりあえず下宿先に向かう。どうやらMy auに入ってれば自分で解除出来るらしい。やってみよう。本人じゃないとダメだ。当の本人。わからない。パスワード何?IDって何?

下宿先では、なんとフルーツとお手紙とコルクボードとバスタオルがお部屋に用意されていた。泣ける。前夜バスタオルを一枚も持ってきてないし、もうスーツケースに入らないことをカミングアウトされ、もうしょうがない。着いたらスーパーで買おう。と言っていたのでこれは超嬉しいサプライズ!こちらからのお土産はいろんな種類のお煎餅と記念切手とクリアファイルがセットになったものと水引のハート型ブローチ。大変喜んでくれたらしい。日本的なものだと「富貴寄」も可愛かったね。

同じ留学生のお姉さんからもものっすごい泣けるメッセージが残されていた。またまた泣ける。それらを嬉々としてLINEで送ってくる。素敵LINEだ。この時までは。

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そこから数日間、怒涛の(合格みすず学苑)SIMについて、学校の生徒登録について、PCR検査について、Gmailについて、パスワードってなに?これどういう意味?登録ってなに?ID何?デビットカードでネットショッピングできなかった。PCRキットの使い方間違ってた。(コロナめ!今回このコロナのせいで書類は増えるし検査とかワクチンとかやる事増えるしお金はかかるし隔離期間はあるし、本当にこんなにコロナが憎いと思ったのは初めてかも。)鼻血止まらない(これは心配だった)。そんなLINEばっかりで思いっきり気が滅入る。「恐怖新聞」ならぬ「恐怖LINE」だ。なんでも私が全部手続きしたのが悪かったなぁ。

海外留学したみんなはとっても楽しそうなのに。なんでも1人でバリバリやってるのに。やっぱり留学って向き不向きがあるんだ。こんなに自立してない子が国外に出るなんて無理だったんだ。前に長女が「萌ちゃんってママが死んだら何も出来なくて生きていけないんじゃない?」と言ってたことがグルグルと頭の中を駆け回る。あーそんな事なら私死んだ方がいいな。何も出来ない子にしてしまった罪だな。と鬱々とした日々が続いた。寂しく燃え尽き症候群になるかと思いきや、そんな暇も与えずテクニカルクエスチョンが昼夜問わずにやってくる。そんなん私だって分かんないよ・・・。ネコーズだけが癒しだった。かわいいねぇ。イメージおばあちゃんのぽたぽた焼きだ。あと、サンリオにもいたよね。おばあちゃんのキャラクター。そうだ。ウメ屋雑貨店だ。いたよね。膝のあたりに猫。

は!!老いてる場合じゃない!1人『OLD(Mナイトシャマラン監督)』繰り広げてる場合じゃない!頼まれていた荷物を送ろう。こういう作業は大好きだ。あれやこれやと詰めてたらダンボール箱がパンパンになった。郵便局のEMS便で11Kgイギリスまで25000円也。ちなみにダンボール箱に何か書いてあるとダメらしいのでもともと書いてあった文字はテープを貼って消さないといけないんだって。気をつけてね。

さて、荷物は無事に届くかな。

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なんならミロちゃんが行こうか?って言ってます。




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