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和光市の湧き水

2023年6月、和光市の湧き水を見に行きました。

2023年4月。
僕がさいたま市の公園で生き物を探していた時、偶然通りかかった「NPO法人 和光・緑と湧き水の会」の高橋さんに、和光市にたくさんの湧き水があることを教えてもらいました。

高橋さんと出会った公園の池

僕は、前から図鑑にっている地下性の水生昆虫に興味があったので、チャンスだと思って連絡を取りました。

そして、6月4日。
ちょうど、この日が全国一斉ぜんこくいっせいの水質調査だったそうで、一緒に湧き水のポイントをまわって、良さそうな場所を教えてもらえることになりました。

白子熊野神社

<注意点>
湧き水の生き物調査や観察は、所有者しょゆうしゃの許可をて行う必要があります!
勝手に生き物を採集したり、水を汚してはいけません。
写真は、なるべく湧き水の場所がわからないようにしています。

午前9時に、白子熊野神社しらこくまのじんじゃに集合。神主さんに挨拶してから、神社にある湧き水で出来た池を教えてもらいました。

神社の何か所かの湧き水で、水質調査のために水をくみました。

湧き水

上の写真は別の場所の湧き水です。

武蔵野砂礫層むさしのされきそう粘土層ねんどそうの地層の境目さかいめから水が湧き出しているそうです。

hydraenidsさんが紹介している、湿岩性甲虫いないかな〜。

サワガニ

とてもきれいな水なので、たくさんのサワガニがすんでいました。

湧き水のポイントを次々まわります。

水質調査のお手伝い

前日の6月3日が大雨だったので、水の勢いが強かったです。

川岸で生き物探し

最後に、川のそばの湧き水のポイントを教えてもらいました。
川は、大雨の影響えいきょうで流れが速かったです。

梅雨があけたら、今回、教えてもらったポイントで、調査したいと思います。
湧き水の会の高橋さんありがとうございました。


おまけ

ミズムシの仲間

水質調査のそばで、何度か水をすくって生き物がいないか見ていたときに、透明のミズムシ(甲殻類こうかくるい)の仲間がいました。
地下性の生き物かどうか、甲殻類は詳しくないのでわかりません。
目もあるようだし…。

完全地下性のムカシゲンゴロウとか、メクラミズムシの仲間がいたらいいな。


下は、NPO法人 和光・緑と湧き水の会のホームページです。


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