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森の学校キョロロ「ゲンゴロウ相調査」
2024年4月20日。
新潟県「森の学校キョロロ」で行われた「ゲンゴロウ相調査」に参加しました。
※通常、森の学校キョロロでは、生き物は持ち帰ることはできません
当日は、よく晴れていて暖かい日でした。
午前10時に集合、最初に調査方法や注意事項の説明があって、毒ビン(※)が配られました。胴長に着替えて調査開始です。
※毒ビンとは、昆虫に有毒な薬品を染み込ませた脱脂綿が入っていて、採集した昆虫を入れるビン
調査する場所は、キョロロの広い敷地の中にある池や田んぼ、用水路、湿地などになります。
![](https://assets.st-note.com/img/1714313721486-Ov8uazZ2me.jpg?width=1200)
春になって色々な水生昆虫がいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1714314478566-fm7mVQ7YIJ.jpg?width=1200)
この池には、クロゲンゴロウやコオイムシがたくさん泳いでいました。
![](https://assets.st-note.com/img/1714314064768-j6R9Itdo3W.jpg?width=1200)
クロサンショウウオの卵塊もありました。
卵塊の一房は、成体と同じくらいの大きさです。
下は成体の写真です。
![](https://assets.st-note.com/img/1714314615468-iswlwXVCbj.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1714314909950-bIHWpyTU2U.jpg?width=1200)
お昼の休憩の後、標本を作りながら、種類を同定しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1714314997474-usiwwY7Yxw.jpg?width=1200)
標本は一旦、タトウ(包み紙)を用いて展脚(脚が見えるように形を整える事)して、乾燥させるために保管します。
![](https://assets.st-note.com/img/1714315033474-kJShOKcZ9a.jpg?width=1200)
僕はゲンゴロウ以外の昆虫もいくつか採集しました。
下は、今回の調査で見つかったゲンゴロウ類です。
コツブゲンゴロウ
ヒメケシゲンゴロウ
チビゲンゴロウ
ツブゲンゴロウ
ヒメゲンゴロウ
オオヒメゲンゴロウ
クロマメゲンゴロウ
マルガタゲンゴロウ
※今後、交尾器を確認して同定を行った後、結果が変わる可能性があるそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1714315642975-jMUNiHTVrQ.jpg?width=1200)
キョロロには、何度も来たことがあるけど、僕の大好きな水生昆虫の調査は初めてだったので、とても楽しかったです。
いろいろ、教えてくださったキョロロの大平さん、ありがとうございました。
おしまい
下は、キョロロ通信です。今回の調査の記事が載っています。
下は、以前書いたキョロロの記事です。
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