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オオゾウムシ

今回はオオゾウムシを紹介します。

大きさは、12~29mm。日本在来のゾウムシの中で一番大きい種類です。
ちなみに、うちのオオゾウムシの大きさは25mmです。
雌雄の判別は難しく、うちの子はどちらかわかりません。

オオゾウムシ $${Sipalinus  gigas}$$
コウチュウ目 オサゾウムシ科

オオゾウムシ

オオゾウムシは雑木林の樹液に良く集まります。
幼虫は朽木を食べて育つそうです。

飼育方法

ケースに昆虫マットなどの床材をき、足場になる木の枝を置きます。
エサは昆虫ゼリーをあげています。

オオゾウムシ

飼育中、ケースに|霧吹き(きりふき)をしたら、オオゾウムシの色が変わったことに気が付きました。

水をかけられて背中がぬれているオオゾウムシ

オオゾウムシは、背中側の模様から、樹皮じゅひに擬態しているのだと思います。
雨が降って樹皮がぬれたとき、樹皮の色も濃くなります。
そこで、オオゾウムシの背中も、ぬれると色が濃くなるようになっているのだと思います。

黒っぽいオオゾウムシ

乾いてくると色が薄くなってきます。
適当な枝で実験すると、オオゾウムシだけ先に乾いてしまった・・・。

白っぽいオオゾウムシ


おまけ

オオゾウムシに紫外線を当てると、目だけ光ります。

可視光で見た時のオオゾウムシ
紫外線を当てた時のオオゾウムシ

おしまい

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