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埼玉県北本市におけるセスジガムシの再発見

蛾記がき」は、埼玉昆虫談話会こんちゅうだんわかいが3か月おきに発行している会誌かいしです。
埼玉県内の昆虫相こんちゅうそうに関わる内容がまとめられています。

2023年12月31日に発行された190号に、北本自然観察公園の昆虫採集体験で僕が捕まえたセスジガムシのことが、報文として載りました。
※北本自然観察公園は動植物の持ち帰りはできません。

「寄せ蛾記190号」の表紙

セスジガムシ $${Helophorus auriculatus}$$
コウチュウ目 セスジガムシ科

セスジガムシ

埼玉県北本市では、36年ぶりの再発見だったそうです。

最初、よく分かっていなくてnoteに詳しい採集場所を書いていました。
運よく、同じ日に公園とは別の場所で捕まえた、もう一匹の採集場所も…

記事を読んでくれたフォロワーの hydraenids さんから
「希少な水生昆虫だから具体的な生息地を記事に出さない方がよい」とアドバイスをもらいました。
そして、北本自然観察公園とセスジガムシの論文著者の皆さんに、連絡をとってくださいました。

セスジガムシ

僕が、noteの記事から生息地を消して書き直した後、
北本自然観察公園の工藤さん、研究者の岩田さんが報文を書いて「寄せ蛾記」に投稿してくださいました。

埼玉県北本市におけるセスジガムシの再発見

先月、送ってもらった「寄せ蛾記」を見たら、セスジガムシの報文が最初のページに載っていて驚きました。
しかも、僕が著者の一人に入っていて、僕が撮った写真も使われていたので、とても嬉しかったです。

きっかけをくださった hydraenids さん、報文を書いてくださった工藤さん、岩田さん、ありがとうございました!



下は、埼玉県昆虫談話会のホームページです。

下は、北本自然観察公園のホームページです。

下は、hydraenids さんのnoteのページです。

下は、セスジガムシの記事です。


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