『親ブロック』の実態

「親ブロック」って知っていますか？

簡単に言うと一般的に「自分が決めた道や自分のしたいことを親に止められたり規制されたりすること」を意味しています。

誰しもが一回は経験した事があるのではないでしょうか？（全くなければすごく恵まれていると思います）

「子供にこういう大人になって欲しいなあ」と思って子供を産む親がほとんどだと思います。しかし、この思いが過度に強くなると「親ブロック」と呼ばれる現象が発生します。

私の知り合いで孫がいる女性の方が「孫が最近看護師になりたいって言い出したのよね〜。だから『あなたは地元のここの看護大学にあなたは行くのよ！』って洗脳しているの。」と言っていました。本人は笑って話していたのですが、私はすごく驚きました。孫や子供に離れていって欲しくないのはわかるけれどそれにしてもやりすぎだな、と。まさに祖母ブロックですね。

私も割と「親ブロック」という現象に遭遇した事があります。例えば株式投資やってみたいとか、自転車で関東から中部まで巡りたいとか。自分のお金で全てやると言っても許可してくれませんでした。私は「親ブロック多いな」とその時思っていたのですが、「親ブロックの回数」は数えられるけれど「親ブロックされなかった事象の数」は数えられないことに気付きました。そして他人をみることで割と恵まれてる方なのかもとか思ったりしました。

きっかけは私がメンタリストDaiGoのニコニコ会員に入っていて、すごく良かったのでDaiGoの本を読んでいた学校の友達に勧めました。そして次の日友達に「有料会員になった？」と聞くと友達が「親にダメって言われた」と悲しそうな表情で言いました。月たったの500円。それ以外何もかからないのに何故か、私は理解できませんでした。

オンラインの会員ですら「親ブロック」の要素になる事があり得るのです。

生意気な高校生から子供を持つ方にメッセージ

確かに親の方が何十年も多く生きてるので、子供の方が経験は浅いですが、物心ついた時からインターネット触れているので知識は親に勝つ部分も少なくないです。加えて親世代が子供だった時と今の社会は全然違います。自分のわからないことに子供の首を突っ込ませるのは不安かもしれませんが、それができなければ常に時代に三歩遅れを取ることになります。せめて否定するなら調べてからにしましょう。子供は割と賢いです。割と感づきます。なんでも調べます。

自分の息子、娘を一人の人間としてみましょう。意見がすれ違ったら、自分の意見を押し付けるのではなく、建設的な議論をしましょう。

そうすれば必ず感謝されます。必ずありがたみに気付きます。

※フォローしてくれたらめちゃくちゃ懐きます