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Tele:nai ma ze

2023.0224 nai ma ze 心斎橋BIGCAT

note、お久しぶり!
最近インプット、何よりアウトプットが全くできてない。文章書かねば!ということで先日参戦したTeleのライブについて書こうかな。

2023年2月24日、ご縁がありライブ当日の朝にチケットを2枚譲ってもらい、母と参戦。
諦めていたライブに当日の朝に行けることが決まり、また、24日は1日仕事だったこともあって、楽しみにしている時間もほとんどなく気付けば開演数分前になっていた。

スミノフを流し込んでいざ開演!
ロックスターのイントロでの「こんにちはー!Teleです!」の登場がひたすらに可愛くて、今でもロックスターを流すと喜多朗くんを登場させてしまう。

ライブでは、MVやSNSでみられるTeleとのギャップも感じられる。
生の喜多朗くん、ただただかわいい。

昨年のレディクレでTeleを初めて生で見たとき同様、必死に声を、言葉を、届けてくれる感じが好きで、どんどんTeleの世界に入っていった。

以前、夜行バスでディズニーランドに行く機会があり、それに因んで最近は「夜行バス」をよく聴いていたから、生で聴けて嬉しかった。東京公演のセトリには入ってなかったよう。
新曲の「鯨の子」も聴けて、生で聴く曲はどれも原曲以上だった。私はやっぱり「comedy」が一番好きかなあ。

開き直りなのか自己防衛なのか分からないが、なぜか全部笑えてくるときが不定期的にある。
何もできていない自分や、どうしようもない物事に対して、辛さや悲しさよりも、可笑しさが強く現れてしまい、どうせいつか死ぬから、どうなったっていっか!って。そこが「comedy」の歌詞とリンクして共感しやすい。
メロディも好みで、イントロが流れたら何よりもテンションが上がる曲。

そして、ワンマンライブのいいところは、沢山曲とMCが聴けることと、アンコールがあること。
アンコールのみんなで合唱した「花瓶」が忘れられない。
「「全部いやんなったー!!」」
ってみんながで合唱するの、一番一体感があって、ザ・ライブって感じで、めちゃめちゃ好き。
まだ公開されてない新曲やレアな曲も聴けて私の心がお腹いっぱいになった。

終演後は幸福感で満たされていた。ライブの感想を母と言い合いたいのにいい言葉が見つからないし、余韻で喋れない。帰り道のラーメン。さっきまでの夢のような時間。帰宅してすぐ、発表されたばかりの次のワンマンツアー祝/呪のチケットを申し込んだ。

以下おまけ(Verandaの勝手な考察など)

「Veranda」
恋愛ソングアンチの私が初めて好きになったラブソング。
Teleの曲の中で私的にいちばん心があったかくなる曲。

メロディや歌い方はもちろん、
歌詞にあらわれる「愛はここにあって」「花」「風が頬に振り落とす」「笑って待ってる」「抱擁」「朝日が差し込む」「猫のあくび」「金糸雀色のカーテン」「陽だまり」のように、あたたかさがたっぷり詰まっている。

ベランダっていう言葉自体もあたたかいと感じるのは共通認識だろうか。
そういえば、私が小学生の頃から10年ほど住んでいた引っ越す前の実家では、今の家よりベランダに沢山の花があった。母が花や自然が好きで、毎日丁寧に育てていた。扉の奥の景色がカラフルでキラキラしていて、その光景をずっと見ていたからベランダ=暖かいと感じるのかなとも。

歌詞を深読みしようとすると、儚い雰囲気も垣間見えたり、「僕」と「君」はどういう関係なのだろうと考えたりするが、はっきりと歌詞の中の状況が掴めない。

それはきっと、この一曲で二人の状況や関係性を分からせることを必要としていないのだと思う。

恋愛や好きという感情は、理想や不安、夢中、偽り、いろんなものを生み出していて、くっきりしているものではない。
MVや歌詞からも感じられる、ユニークさが、型にはまらない恋愛を感じさせ、心地の良い、新しいラブソングとして耳にすっと入ってくる。

喜多朗くんから紡ぎ出される言葉は、何かを決めつけたり、持ち上げるようなことはなく、聴き手の解釈に任せ、受け止めてくれる。
そんな言葉に元気をもらっている人や影響を受ける人は多いんじゃないかな。

あと、最近気になったのは「Veranda」にも「夜行バス」にも「鯨の子」にも「猫」が歌詞に登場しすること。それが私の好きな小説家の有川浩さんの作品のようで個人的にウキウキしている。
猫お好きなのかな。


とにかくTeleを発見できて良かった。
久しぶりにチャンネルが合ったアーティスト。
これからも応援させていただきます。

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