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子どもに「いろいろな体験をさせたい」と思うのはなぜなのか?

先日、初めて息子がサッカーの試合を見に行ったエピソードを書いたのですが、

私は日頃から、子どもがやってみたいと思ったことは、なるべくやらせてあげたいと思っています。

そもそも、なぜ自分がそのように考えているか考えてみると、今まで読んできた本の影響や、自身の体験によるところが大きいです。

VUCA (ブーカ時代 )と言われるように、それまでの常識やコツコツ積み上げてきたスキルや知見があっという間に通用しなくなる厳しい世の中で、なんとか子ども達に幸せになってほしい。

幸せって何だ?と考えると、また難しい話しになってしまいますが、

自分が何を好きで、何を大切に生きていきたいのかを理解した上で、それに沿った生き方ができること

が大切ではないかと、おぼろげながら思っています。
よく言われる、“自分軸”ってやつです。

さらに、その自分軸を育てるためにはどうすればいいか?
やっぱり、様々なことを実際にやってみるしかないと思うんです。

私は回転寿司のネタの中で「えんがわ」が好きで、1皿目はえんがわと決めているくらいなのですが、小さい頃にはそんな渋いチョイスはしていなかったはずです。

どこかのタイミングで、
「あの白いお魚は何だろう?ちょっと食べてみたいな」
と興味を持って、回ってきたお皿を取り食べてみたら「あれ?美味しい!」 という体験をしたからこそ、今えんがわが好きなのだと思います。
食べたことがなければ、好きになりようがありませんからね。
( 最近の回転寿司は回転しないことが多いので、もはやこういう経験はできないですね)

これは様々なレベルの出来事に言えると思います。

息子は学校の昼休みにお友達と一緒にサッカーをするのが好きなようですが、 本格的なサッカーの試合を見たことで、
「自分もクラブに所属して本格的にサッカーをやってみたい」
と思うかもしれないし、
「サッカーボールを蹴るのは好きだけど、試合を見るのはそこまで楽しくない」
と思うかもしれないし、
「試合ってすごい!今度はバスケットの試合も見てみたい」
と関心の対象が広がるかもしれません。

結果はどうであっても、まずは体験してみることが大切だと思います。

親である私たち夫婦にできることは、そのサポートをすること。
サッカーの試合も、時間を作ってその場に足を運ばなければ観戦することはできませんからね。

時間的・経済的な限界もありますが、できる限り子供の興味・関心、 好きを広げていくお手伝いがしたいです。

今回は夫が同行したのですが、 夫もサッカーの観戦は初めてで、新鮮な体験ができたと言っていました。
子供のためではありますが、子供に付き合っていろいろとやってみることは、 実は親の視野を広げることにも繋がるかもしれません。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。

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