小学生がプログラミング学習でやりがちな失敗3選
プログラミング学習で、小学生に多く見られる失敗例を3つ紹介したいと思います。
多くの場合、小学生でプログラミングを学び始める理由は、親の意向です。
「将来のために使えるスキルをつけてほしい」
「ITを好きになってもらいたい」
という理由から親御さんは子供に、プログラミングを学ばせます。
その考えは当然です。
しかし、だからこそ子供は、プログラミングに対して、どうしても「受動的」になってします。
【3位】答えを見るだけ
プログラミングをする際、考えずに答えのコード通りに並べるだけになってしまうことです。まるで、折り紙の本を読みながら折り紙を作る感じです。
小学生のプログラミング学習に重要なのは、プログラミング的思考力をつけることです。
答えを見ずに、学習することを勧めします。
【2位】暗記
プログラムの構造ではなく、絵のように暗記してしまうことです。
プログラムを暗記することは、お勧めしません。プログラミングは、数学のように、式を作っていくものです。
「なんでこのプログラムはOKなのか?」「なんでこのプログラムはエラーになるのか?」など、時間をかけていいので、作り方を学んでください。
【1位】そもそも、プログラミングとプログラムの違いを知らない
驚くかもしれませんが、プログラミングの意味やプログラムの意味を知らない子供は多いです。受動的になってしまうので、仕方ないこととではありますが、これでは、プログラミングが上達するはずがありません。
プログラミング=ルールを作ること
プログラムは=ルール
です。しっかり理解することが重要です。
今回、失敗例として3つ取り上げましたが、これらを解決する方法は
結論、プログラミング自体を好きになってもらうことが1番いいでしょう。
「好きこそものの上手なれ」です。
LEGO(レゴ)やパズル同様に、プログラミングにも、好きになれる要素はたくさんあります。
「プログラミングを学習させる」ではなく、「プログラミングで遊ばせる」というイメージを持つと、プログラミングに対する印象が大きく変わるかもしれません。
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