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油彩画家失格❗️半年続けて把握した大きな壁、嘘なく曝け出す。

どうも、元油彩画家のHiNAです。

私は絵の技術が特別あるとは思えないですし、実績はほぼゼロに等しい人間ですが、命がある間に作品を残したいという湧き出る想いがあります。

だから何とか工夫をして自分なりに現在までやってきました。

それと同時に思う事があります。

私は人に夢を諦めて欲しくない。描くことを学んできた身として、同じように絵を描く事が好きな人に描く事を諦める人生にしてほしくない。諦めた人生を語る人に、なってほしくない。

だから、私自身が絵描きの道を行くための努力と工夫を考えて、どこがどう壁になり、落とし穴があるのか具体的に伝える役割に私がなりたいんです。落とし穴の場所がわかれば進みやすくなると思うのです。私がその先に行けなかったとしても、そこまで行ったという情報はきっと誰かの役に立つと信じています。

絵の才能が飛び抜けてあるならば、こうして私は現状報告をすることに、意味を感じなかったでしょう。

才能と技術があるなら、書く必要がないと思うのです。

私と同じくらいの技術の方というのは、沢山いるはず。その人たちにとって、なにかを挑戦しやすいように、私がどんどん地雷の場所を覚えたいと思っています。もちろん!これをやって上手く行った!ということも含めてです。



そして今、

油彩画家失格❗️💪

(どういうこと?)

私、貯金切り崩しました!!

(なるほどね)

油彩画で生計を立てている人のことを、油彩画家と定義する場合。私は完全にいま、アウトなやつです。


私は油彩画家です。と名乗るときに、まず、それで生きれているのか、というのをこの半年は大事にしてきました。

その報告として、まずここまでやったという事は奇跡だ…と思っています。

ポストカード作戦、サークルキャンバス(とにかく小さな絵)、オーダー絵、その他美術展のバイト、絵を教える仕事等。


これら全てで何とか繋いで来たんですが、今限界を感じています。(これ今度具体的に別の記事で書きます。)

なぜそういう状況になったか

絵の依頼がないのか?ーーー

めちゃくちゃ有難いことに依頼くださる方が続きました!(あくまでもここ半年の話)

描いた絵が売れなかったか?ーーー

これも本当に幸せなことで、描けば買ってくれる方がいました!(小さな絵なので金額のハードルが低くご購入に繋がった)


じゃあなぜ上手く行ってない?ーーーー

色んな説明を省いて話すと、

1、制作スピードの問題。

これは誰でもがそうという話ではなく、HiNAの実験結果です。

決められた時間内に完成させる。

これ大事だわ。依頼があって相手が求めるクオリティをクリアしていれば、次の依頼に進める。

完成が早ければ早いほど収入が上がります。逆に遅ければ遅いほど少なくなります。(これはあくまでも、画家活動半年目のリアルな発想です。芸術性が飛び抜けたら、絵の価格が変わってくるという話は一旦置いておきます。)

HiNAの場合、遅いやつです。

改善方法→速く描くっていうのは単純に技術的なものだったり。速く描く練習をして、もう少し経験を積めば制作は早くなると思います。これからもっと表現が深まれば、絵につく値段も変わるかもしれません。

遅い理由やメリット→こだわりを持って仕事をしています。自分が絵になかなか納得できないのは向上心がある証。「簡単に納得できちゃう人は大したもの作らない」と宮崎駿さんもおっしゃってました。自分の生活よりも残す作品の命を考えています。

ーーーー

こらからどんな手を打つか

ここが大事ですよね。多分多くの人がここまでは来れると思います。

結局、絵だけで繋ぐのは難しいと。

普通の発想……この世の常識的な動きで言うと、どっかでアルバイトしながら、絵を描き細々と続けていく。

こうなると思いますね。

しかし

今日お伝えしたかった最大の問題点をここでお伝えします。

多分それ、私できません。


努力不足だろうか…怠けてるんだろうか…





燃えてるんだーろ〜か〜(HiNA、うるさいよ)

すいません。

私、ひとつ仕事を持つと、そこに集中します。私、めちゃくちゃ真面目なんですよ。仕事への責任感が結構強めにあります。その日仕事で少しでも気になる自分の動きがあったらめちゃくちゃ反省して、家に帰ってもずっと考えてしまうんです。

どうしたら良かっただろうと、毎日考えてしまうんです。それが他の人にとって、些細な失敗であっても。

切り替え機能が壊れてるんです…。

これって甘えなんでしょうか。どうしたら良いかわかりません。

先日HSPについての記事も書きましたが、もしかするとそういう性質的なものの可能性もあるかもしれません。

ただ、本気で全魂こめてものを作っていく気でいる人間が、まじめに他の仕事も向上心を持ってやるって、無理じゃないですか?

私が作りたいものは魂込めて全力でやるものづくりなんですけど、真面目なので仕事の心配事が頭にあったら魂込めれないんです。

頑張りが足りないと言われればそれまでですが、私結構頑張り屋で、この間は5時間睡眠で起きてる19時間ぶっ続けで絵を描いたりしてたんですよ。食事忘れるくらい。

そのくらいのやる気はあるんですが、私同時進行となると急激に力がなくなるんです。

なんとなくの予想なんですが、、そういう方、絵描きの人に多い気がします。これを何とかやれる人が、長期的に絵描きとしてやっていけてる人な気がするんですが、どうでしょうね。私の知る限りいま成功してる人ってこれが出来た人だと思います。

私の場合、

週一か2でバイトするくらいなら出来るかもしれないけど、

よく聞くフルタイムで働いて帰ってからは絵描きはさ、

私は出来ない。絶対やりたくない。

無理。とにかく無理。(絵を描かないなら普通にできるよ。)

多分それやってたら私は幸せに生きれたはずの時間をすり減らして作品数は大した残すこともできず死ぬと思う。

何かを残そうと思った私にとっては、もう時間はそんなに無い。

ーーーーーーじゃあどうする(2回目)

私思うんだけど、何で絵を描くかって、絵は自由なものだから。自由を愛してるから絵を描いています。楽しむために人は生まれてきた。そしていつ死ぬかなんて分からない。100日後に死ぬかもしれないし、今日が最後かもしれない人生をちゃんと自分の幸せのために時間を使うって決めてます。

そのための努力だし、

一番最初の文章に戻りますが、

私と同じように絵が好きな人が絵を描くことを諦める人生にして欲しくなくって、諦めた人生を語る人が1人でも減ってほしい

と言う中には、当たり前だけど幸せに生きてほしいという本質があります。

夢は努力するためにあるんじゃなくて、夢のために努力するもの。

そして夢って人を縛り付けるものではなくて、自由でその人にとって幸福なもの。

人は幸せになるために生きているんだから、出来るだけ無駄な労力の消費はしない方がいいに決まっます。

だから、アルバイトしながら絵を描く

が、出来なかったとしても、何か違ったもっともっといい方法で 作品作りができるのならば、絶対それを見つけた方がいいですよね。

それを見つけたい。ここが一番の勝負だぞ!と。

ーーーーーーーつまり?

他にどんな手段があるかは常に考える。

極端な話、

ーー1、結婚してパートナーがお金を出してくれて作品制作ができるようになった。

とかでも、全然いいと思う。

ちょっと極端すぎてしまったから他ので。

ーーー2、前澤社長のお年玉にあやかりにいく!!!

全然OKだと思う。でも持続可能ではない。

ーーー3、単純にパトロンができた!!!!

羨ましい意外にない。

ーーー4、クラウドファウンディング

西野亮廣さんがやり始めた時叩かれていたようですが、なにがダメなのか分からない。リターンは、何にするか等勉強や、プレゼンの準備が大切。

ーーー5、絵を描くことに関するアルバイトをする。

これが一番菩薩アイディア。美術に関する仕事で、絵の勉強になる。


ーーー6、アフェリエイトなどによる副収入(ブロガー、YouTuber)

時間の融通が効く。作品の制作について語るのであれば、自分のやりたいことのテーマから外れない。収入になるかどうかは努力次第。形になるまでとにかく継続の力が試される。今すぐの収入になったりはしないのでメンタル勝負。

ーーー7、普通に楽しそうな仕事を見つける。

え?って感じですが、やり方として例えば3ヶ月アルバイトに超絶集中して、貯金できた分集中して絵の制作期間に入る。というやり方。これなら壊れた私の切り替え機能もなんとかできます。

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今思いつく限りで方法を考えてみて思うのが、どれも勇気いるなぁという感じです!

1に関しては、他人を縛ることになってしまうので、お蔵入りで!笑

で、なんだかまとまりがないですが、こんな感じです。すいません。笑

そろそろまとめます。

それでね、画家失格!とは言ったものの

私は自分のことを失格と思ってません。

(なんじゃそりゃ。言ってること無茶苦茶だよ!)

油彩画家の定義は色々あると思います。

それに、自分が何者であるかは、自分が決めるもの。

「あんた油絵で稼いでないのに油彩画家ってよく言えるな!」

って言われたとしても、私は絵描きですよ。

それはもう変わりませんから、好きに言っててもらって構いません。

皿洗いしてても、子供たちの前で読み聞かせしてても、チョコレート食べてても私は絵描きです。

だって忘れたことないんですよ、どんな時も。

人と話してる間もずっと、顔のどこにハイライトが当たっててこの人をどう描こうか常に考えてます。

正直だいたい私は人の話ほとんど聞いてないです。


(それはいい過ぎた)


ちょっと気が大きくなってるように見えるかもしれませんね!心配!でも、実際そう思ってます。

映画を楽しむ時もトリミングや構図など、絵づくりの勉強として見てます。

チョコレートを食べる時は味覚から色彩や風景を思い浮かべます。

そんなふうに日々を生きていて、油彩画家だと自分を言わないのは単純に逃げな気がします。

と言うことで、半年やってみての結果というか、私の考えなんかを包み隠さず、丸裸状態の現状報告でした。


なんとなくこうして、私の現状を見る絵描きの人が、実際に自分がやっていこうとする時のイメージに役立てばと思います。

(私自身、「画家になれる人なんて一握りだよ」の言葉だけで、具体的にどう壁があり難しいのかを話してくれる人は大変少なく、踏み出す勇気が持てませんでした。もし、あなたが踏み出せたならそれもまた、きっと誰かの勇気になると、私は思います。)


長くなっちゃったけど、読んでくれてありがとう。今は色々試行錯誤中です。また画家の生き方攻略法が見つかったら書き残してゆきますね。

いい夢見てね。


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サポートのお金は絵具代にさせていただきます🌷私の色彩がまた一つ。