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デジタルデトックスで増える情報量

こんにちは。
社会福祉士、精神保健福祉士のぽこです。


◇雑談


昨夜は悪夢にうなされて、とても浅い眠りでした。
いつもガーミンのスマートウォッチをつけて寝ている私。
普段の睡眠スコアは85くらいなのに、昨夜はなんと45でした。(苦笑)
こんな時、5時のアラームに合わせて起きるか二度寝するかで迷います。
今朝はシャキッと気分を入れ替えたい気持ちだったので、アラーム通りに起きていつも通り家事をこなしました。
しかしいつもつけているイヤホンをつけず、無音の中でいつも通りのルーティーンをこなしてみました。
すると、意外と些細な物音や風の音、触感があることに気づきます。
洋服の擦れる音や、さまざまな触感のタオル生地、洗顔した時の水音やカーテンの擦れる音。
そんな自然な揺れ動きに目を向けてみたら、落ち込んでいた気持ちも少し和らぐ。
そんな、休日朝5時の日記でした。

◇デジタルの世界よりも情報量が多い自然界

さて、今日のテーマは「自然界の情報の多さ」について。
参考にしたのは、もりしたさんのVoicyです。
デジタルデトックスジャパンという団体の代表をしている森下さんの放送では、デジタルとの付き合い方に関する内容が豊富です。
デジタルデトックスに関する発信者さんは多くいますが、その中でも私は彼のVoicyが一番好きです。
というのも、彼の発信は単純に「デジタルを突き放そう!」「デジタルと距離をおこう!」というものではないからです。
彼は「デジタルと上手に共存していこう」といった内容の発信者さんです。
デジタルを悪者にせず、上手に付き合っていく方法を教えてくれる、そんなところがとても好きです。
よかったら聞いてみてください。

・デジタルデトックスで情報量が増える?

放送の中では、デジタルの世界と自然界とで比べた時に、処理負荷の高い情報量が多いのは自然界の方だと話されています。
デジタルの世界に溢れる情報は、確かに大量です。
滝のように溢れ出る情報量に疲弊して、SNSやニュース媒体と距離を置いている人もいるかもしれません。
ですが、実はその情報の中身は大体似通ったものなのです。

「同じ文章構成のニュースを毎日聞いている・・・」
「似たような商品をSNSで見続けている・・・」

心当たりはありませんか?
量は多くても、それらの情報は自分が想像しているよりもはるかに単純な中身。
実は、自然界の方が処理すべき繊細な情報が多いのです。

・自然界の情報とは

海に行ったり、森林の中を散歩したり、自然の中にいると心が落ち着きますよね。
そんな時、こう感じているのではないでしょうか。
「情報を断つって、すごく楽だな」と。
確かにデジタル上の情報とは離れたところにいますが、脳は生きている限り情報を処理し続けています。
つまり、自然の中に身を委ねてリラックスしている時でも、脳は頑張っているのです。
では、どんな情報を処理しているのか?
ここで一旦記事を読む手を止めて周りを見渡し、部屋の中にある自然な動きに目を向けてみてください。

カーテンは揺れていますか?
部屋に観葉植物はありますか?
朝食の香りがしますか?
今自分が身につけている服は、どんな感触ですか?

・デジタルデトックスの本当の効果


こういった、自然から五感を通じて感じた感触を、デジタルの世界でどれほど表現できるでしょうか。
SNSのポストに流れてくる植物の写真と、実際の観葉植物の曖昧なコントラストは全く同じでしょうか?
ニュースの文章を読んで、実際の香りや風の感触を感じとることはできるでしょうか?
いずれ、このような感触さえもデジタルに感じることができる日が来るとは思います。
しかし今の時点では少なくとも、デジタルの世界よりも自然界の方が曖昧で繊細な感触が溢れています。
デジタルデトックスとは、単純に情報を遮断して脳を休ませることを言うのではなく、むしろ五感をフルに働かせることで脳をリフレッシュさせることなのではないでしょうか。
自然界に溢れる曖昧な色合いを見て、視覚を働かせる。
風の音や鳥の鳴き声に耳を傾けて、聴覚を働かせる。
物に触れた時の感触に意識を向けて、柔らかさとか硬さとか曖昧なものを感じ、触覚を働かせる。
濃い味付けをやめて、果物や野菜本来の味に意識を向けることで、味覚を働かせてみる。
公園や森林の匂いを嗅ぐように散歩してみて、嗅覚を働かせる。
こんなふうに、その辺にある自然を通して五感を働かせてあげることで、普段デジタルな情報ばかり処理している私たちの脳はリフレッシュしてくれます。

忙しい日々が続いている方も多いこの時期。
ふとした瞬間に、デジタルとは違う種類の情報と触れることを意識してみてはいかがでしょうか。

では、また💐

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