やりたいことの見つけ方
こんにちは。社会福祉士、精神保健福祉士のHiinaです。今日は副業を切り口に、本当にやりたいことをするために大切な考え方を共有します。
◇「やりたいことは『副業』で実現しなさい」
今日はとある書籍を読んで考えたことを軸に、お話しします。
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まず、この本の冒頭に書かれている一節をご紹介するところから。
私はこれまで、自分に対して繰り返し「本当にやりたいことは何?」という問いを投げかけてきました。美容師に憧れた幼稚園時代、保育士に憧れた小学生時代、心理カウンセラーに憧れた中学生時代、そして社会福祉士の道を目指した高校生時代・・・私の中では定職についた今でもなお、「これだ!!」と思えるやりたいことが定まっていないのです。
◇その言葉の解像度を上げる
私は、自分の中で判断が定まらない時、その言葉の意味をもう一度理解し直すよう心がけています。例えば先日旦那さんと結婚式の形について意見が食い違ったとき、自分の「こうしたい!」をはっきり言うことができませんでした。そこで、その後に改めてこう考えました。
「私にとって結婚式が何を意味するのか?」
「彼にとっては、結婚式はどんな意味を果たすのか?」
「私にとって、結婚式を別の言葉で言い表すとどんな言葉になるのか?」
こう考えると、私が結婚式を通して実現したい何かが明らかになります。すると、譲りたくないポイントが見えたり、逆にそんなに大切ではないポイントが見えたりします。そうすることで、自分の本心がわかり、自分の意思で判断を下すことができるのです。
◇心のど真ん中を満たすこと
話を「やりたいこと」に戻します。
その考え方でいくと、私はそもそも漠然とやりたいことを考えると言ったところで、それを別の言葉でうまく言い表せていませんでした。そこで、先に挙げたこの本の冒頭の文章。
「心のど真ん中が満たされる」こと。
私にとってのやりたいことは、お金を稼げるような仕事でも、タイパの良い仕事でも、良心で行うボランティアでもなく、私の心のど真ん中が満たされる何かなのです。
つまり極端な話、仕事である必要はないのです。お金が発生するか否かは、私の心のど真ん中にいません。心の隅の方にはいますが、ど真ん中ではないのです。
やりたいことが見つからないと言う人は、おそらく「本業にできるほど自信を持てるやりたいことが見つからない」の省略なのではないかと思います。本の中では、このような言葉も紹介されています。
自分の心のど真ん中に、「お金を稼いで豊かな暮らしをすること」がある人は、それを満たすために賃金を基準に仕事を選ぶことが「やりたいこと」です。
「社会のためになることをする」がある人は、ボランティア精神で無給で慈善活動を行うことが「やりたいこと」。
「素敵な家を作ること」のように、具体的な人もいるかもしれません。
それが具体的か抽象的かは人によりますが、そのど真ん中には「本業=やりたいこと」である必要はありません。
お金と夢はまた別物です。「夢を叶える職業でお金を稼ぐ」と、両立しなければいけないものでもありません。
そう考えると、少し幅を持たせて「やりたいこと」を考えられそうです。
私も少し、考えてみます。
と言うことで、やりたいことの見つけ方について考えてみました。
では、また💐
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