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中庸に生きる:ゴムバンドのように生きよう

こんにちは。
社会福祉士、精神保健福祉士のぽこです。
このnoteでは、私の心の肥料になった気づきをシェアしています。

※お知らせ

先日、メンバーシップを開設いたしました。

既に加入してくださった方、本当にありがとうございます。
月に8〜10本程度執筆する予定です。
1ヶ月だけのお試しでも大歓迎です。


◇中庸/ゼロポジション

今日のテーマは中庸ゼロポジションについて。
本題の前に、二人のVoicyパーソナリティを紹介します。

①石村友見さん。

ゼロトレというトレーニングメソッドの提唱者です。
ニューヨーク在住、元劇団四季メンバーと華やかな経歴をお持ちの彼女。
その立場に至るまで、心身がボロボロになるまで自分を磨き上げてきました。
その中で気がついた体が本来あるべきポジション=ゼロポジション
そのポジションに合わせている時が心身ともに一番楽だ!!
ということに気がついた彼女の、メソッドとライフスタイルについて放送しています。

②堀米ナナさん

彼女の方は、とある放送のリンクを貼っておきます。
アーユルヴェーダという、古代から続く医学を学んでいるナナさん。
常にどちらかに偏りがちな心身バランスを真ん中に戻すため、どんなことをしたらいいのか?
どんな方法が私たちに合っているのか?
そんな整えメソッドを放送しています。

私はこの二人の放送がとても好きで、リラックスしたい時によく聞いています。
Voicyでは、マネーリテラシー、情勢、副業のことなど、勢いのある放送ばかりをフォローしがち。
成長意欲が高いと言っていいのか、それとも偏りすぎなのか。
自分の意欲に、気持ちや体がついていかず、放送内容が全く頭に入らない時があります。
そんな時頭を緩めるために聞いているのがこの二人の放送です。
私のバランスを整えてくれる彼女たちの放送。
ぜひ聞いてみてください。

・中庸という概念

さて、本題の中庸/ゼロポジションについて。
私は、人生を通して常に中庸であることが大切だと思っています。
何か両極端な考え方があった時、
そのどちらかに偏ってしまうのではなく
その中間にいて、両方との距離を均等に取れる位置。
天秤で言えば、真ん中にいる状態です。
両極端な事象に対して真ん中から冷静に見ることができる位置にいる時が
一番生きやすい気がしています。
そんなバランスを意識した生き方をしている私は、彼女たちの放送を通してより「中庸であることの心地よさ」を感じています。
しかしながら、この中庸さの質にも意識を向けたい。
今はそんな考えです。

・中庸さの質とは?

中庸であることと聞いて、皆様の頭の中には何か具体的なイメージが湧きますか?
天秤を思い浮かべる人、
平均台の上に立ってバランスを取っている人、
ヨガの木のポーズを取っている人・・・
そんなイメージの中に二つ、付け加えてください。
硬くて短い板と、しなやかで伸びのいいゴムの二つです。
この二つを自分に例えて考えてみてください。

硬くて短い板である自分は、バランスを取るには易しいでしょう。
一度ポジションを決めてしまえば、もう動かす必要はありません。
ここ!!と決めて固定してしまえば、その板は曲がったり伸びたり変化しない。
つまり、強い力で無理やりへし折らない限り、そのバランスが乱されることはないのです。
また、短ければ短いほど、バランスを保ちやすくなります。

今度は、ゴムバンドのような自分を想像しましょう。
(トレーニングに使うようなバンドを想像するとわかりやすい。)
引っ張れば引っ張った分だけ伸びるゴムバンド。
引っ張る力や方向によって、左右バランスよく伸びたり、アンバランスになったりします。
そして、そのバランスの取り方はいつも異なる。
でも、ゴム自体の収縮性の限界値まで伸びることができます。

私は、硬く短い板として中庸を保つことよりも
不安定でありながらもゴムバンドのように伸び縮みしながら中庸を取っていきたいと思うのです。

・体のストレッチでも例えてみる

股関節を柔らかくしたいとき、どんなストレッチをしますか?
床に座って膝を曲げ、その膝を外側に開いて足の裏同士をくっつける。
ダイヤモンドのような形を作ってバウンドさせる、典型的なストレッチをする人が多いのではないでしょうか。
実はあの伸ばし方に加えて、もう一ついい方法があります。
ダイヤモンド形を作った後、膝に手を置いてグッと床に押し付けるように力を入れる。
対して膝はそれに負けないように、上に向かって力を込める。
手と膝の力を均衡させ、動かないように押し合います。
すると、その後ぺったりと膝が床につくのです。

このように、伸ばすことだけがストレッチではありません。
伸ばしたり縮めたり、力を加えて均衡させたりすることで徐々に柔らかくなる。
そして、少しずつ可動域が広がっていきます。

人生における中庸の質にも、同じことが言えます。
使い始めのゴムバンドを少しずつ伸縮させ
ゴムを柔らかく伸び縮みしやすくするように。
両極端なことをしながら、徐々にバランスを取っていく。
そうやって長い距離の中で、中庸であり続けることが大切だと思います。
短くて硬い板として中庸を保つのは簡単です。
ですが、強い力が加わって折れることがある。
であれば、私はやはり柔らかなゴムバンドでいたいなと思うのです。

ということで、曖昧な概念の話になってしまいましたが、中庸の取り方とその質についてお話ししました。
それでは、また💐

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