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自分らしい目標設定のコツ

こんにちは。
社会福祉士、精神保健福祉士のぽこです。
このnoteでは、私の心の肥料になった気づきをシェアしています。

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◇書籍「THINK LIKE A MONK」
今日は、書籍の中の一文を紹介します。

話を聞くなら、現実の世界で何事かを「成し遂げた」人の話を聞きたかった。

think like a monk

THINK LIKE A MONKという書籍です。
Monk=僧侶のように生き、自分に集中する技術を身につけるための本。
テニスプレイヤーのジョコビッチも絶賛した!という帯に惹かれて購入しました。

・誰の話を聞きたいか

私は、冒頭のこの文章を読んだ時、強く共感しました。
私も成功者の話を聞きたい。
そんな思いと同時に、自分自身が発信する内容についてもそうでなければならないって思っていたことに気がつきました。
だからこそ、特に何かを成し遂げたわけでもない私の思考や、その思考過程を発信すること、共有することに対して抵抗があったのです。
発信内容については、こちらの記事でも少し触れています。

その抵抗感を掘り下げてみると、何かを成し遂げた人でありたいという、自分の願望が隠れているということに気がつきます。
何かを成し遂げた人の話を聞く。
そしてその人と同じようにすれば、その人のようになれる。
だから私は見た目が好みのモデルさんの動画でワークアウトをしたくなるし
成功したビジネスマンの講演を聞きたくなる。
知名度のある人が書いた書籍を読みたくなる。
見た目が好みではないYouTuberさんの動画は見ないし
無名のビジネスマンの講演や書籍にはあまり興味を持ちません。
そこに「そうなりたい」という気持ちがあって、その人が持っている結果に憧れてその過程を真似しようとしている。
そう気がつきました。

・真似できないと受け入れる

しかしその過程をきれいに完璧に真似をしたとして、その人のような結果を得ることができません。
何かを成し遂げた人の話を聞いて、その人と同じ生き方をしても、その人のように成功できると限らない。
憧れの見た目をしているクリエイターが出している動画を見て、その人のライフスタイルを真似したとしても、決して同じような体付きにはなれない。
それをやっている限り、私はずっと自分に満足できないのだと思います。
自分の人生に満足するためには、他者が持つ結果に憧れて、それに向けて他者のやり方を真似ているだけでは足りないのです。

・方法を自分で考える


憧れの姿を追いかける事はとてもエネルギッシュで前向きな生き方だと思います。
しかし、こうも言えます。
憧れを追いかけ続ける=いつまでもその憧れに気分はなれない状態でステイ
常に追い続けたいわけではありません。
何かゴールに向かって走っているときが楽しいと感じる人は、この状態があっているのかもしれません。
しかし私は、あくまでもそのゴールに辿り着くことを目指しています。
そのために必要なのは、憧れを追い続けることでもなく、成功者の話を聞くことでもなく、モデルさんのYouTubeを見ることでもありません。
ゴールに辿り着くまでの手段を、もっと自分の頭で考えることです。
成功者がやっている1つのメソッドを、手段として選択して取り入れる。
これはいいと思います。
逆に、その人のようになりたくて、その人のメソッド真似する。
その方法では、言わばその憧れの対象に対して推し活をしているような状態。
自分の理想をそこに投影しているだけであって、自分を理想像に近づけることになっていないのではないかと思います。
憧れの姿がありふれたこの世の中では、自分だけの理想を追い続けるために、自分で方法を考えるこのプロセスが欠けてしまうことがとても多いと思います。

こうでなければいけない」という「べき論」にとらわれている人もいますが、一見自分の理想を掲げているように見える「こうなりたい!!」の欲望でさえも、本当の自分らしい生き方にはつながっていない可能性がある。
そんなことを気づかせてくれた文章でした。

ということで、今日は書籍の一文から自分らしい目標設定について考えてみました。
それでは、また明日の記事でもお待ちしています。

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