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従姉妹のポテトサラダ
昨日まで、少しお休みをいただいて父方の実家に帰省をしていました。
祖父母といとこ家族が住んでいるお家には、私たち3人を含めて12人が大集合。
帰省した初日、12人分のハンバーグとポテトサラダを夕飯にと、せっせと準備をしていた母と私。人手が足りないので従姉妹にも声をかけ、料理をほぼしたことのない彼女を教えながら作業を進めていたときのことでした。
(ザクリ)...痛!!
よそ見をしていたせいで私は自分の親指を切ってしまい、かなりの流血事件が発生。
やってしもた...とガックリしながら、早々に戦力外通告を受けた私は、「あとは頼んだ」と従姉妹にバトンを渡し、端っこで見学することに。
突然ピンチヒッターとして作業をせざるを得なくなってしまった従姉妹は、最初は戸惑いながらも母に教わりながら、ポテトサラダを完成させてくれました。
普段は全く料理をしない彼女が作ってくれた、ポテトサラダ。
ご飯のとき、みんな「あら、ゆうちゃん(従姉妹)が作ってくれたの!?」と驚きながら、「美味しいね」と言っていました。ちょっと嬉しそうな従姉妹を見て、なんだかんだ、これでよかったのかもしれないと思いました。
きっと、私が作ってしまうより、従姉妹にとっても、みんなにとっても思い出になるポテトサラダになったと思います。
親指は、ちょっと痛かったけれどね。
言葉で、日々に小さな実りを。そんな気持ちで文章を綴っています。